インテルはすでに来夏のマーケットでの補強に向けて動いている。中盤にビッグネーム(セスク・ファブレガス/アーセナル、ヨアン・グルキュフ/ボルドー、ハビエル・パストーレ/パレルモ)を一人獲得し、あとはそれぞれのポジションで2、3点の修正をするというものだ。すでに信頼できるが、さらなる改善の予定がある若手選手を獲得するのである。

例えば、ディフェンスでは現在ひざの負傷で戦列を離れているバーリDFアンドレア・ラノッキアに関して以前から働きかけている。22歳の同選手は保有権をジェノアが持つが、ジェノアはインテルの「友達」だ。すでに合意もあるようで、インテルのマッシモ・モラッティ会長は同選手を非常に気に入っている。

一方で、インテルはすでにGKジュリオ・セーザルの後任も考えているようだ。今季ボローニャで素晴らしいプレーを見せているエミリアーノ・ヴィヴィアーノのことである。もちろん、J・セーザルの立場はまったく問題なく、実際に彼は契約を延長したところだ。しかし、後任となる選手をすぐにミラノへ連れてくることが検討されているのである。言ってみれば、世界最強GKによる2年間の修行ということだ。このプロジェクトを加速化させるかどうかは、ヴィヴィアーノに懸かっている。インテル側はこのアイデアをとても気に入っているからだ。

現在、ヴィヴィアーノはインテルとボローニャが共同保有している。昨夏設定された保有権全体の市場価値は、700万ユーロ(約8億6000万円)。彼を完全に買い取るためには、インテルは複数の若手選手をボローニャへ譲らなければならないだろう。候補となるのが、FWマッティーア・デストロとMFマルコ・フォッサーティだ。フォッサーティはインテルとの契約が満了となるが、近いうちに延長すると見られている。