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 アーサー・コナン・ドイルが生んだ世界一有名な名探偵を、装い新たにダイナミックに描く映画「シャーロック・ホームズ」。本作でホームズの“相棒”ワトソンを演じ、日本でも女性人気の高い俳優ジュード・ロウが2月18日(木)に来日することが明らかとなった。

 映画「シャーロック・ホームズ」は、ロンドンの怪しいアンダーグラウンドを舞台に、ホームズがイギリス崩壊を狙う謎の陰謀に立ち向かうというアクション・エンタティメント。「ロック・ストック・アンド・トゥ・スモーキング・バレルズ」、「スナッチ」を手がけたガイ・リッチー監督とロバート・ダウニー・Jr.がタッグを組み、超人的な推理力にタフさとワイルドさ、ユーモアが加わった新しい“ホームズ像”を創りあげた意欲作だ。

 ジュード・ロウは、日本でも大ヒットした「A.I.」(01)で陽気で親切なロボット、ジゴロ・ジョーを演じ、その後も「ロード・トゥ・パーディション」(02)、「コールド マウンテン」(03)、「ホリデイ」(06)など、日本でスマッシュヒットを飾った作品に数多く出演。最近では、ヒース・レジャーの遺作となった「Dr.パルナサスの鏡」(10)でヒースと親交のあった、ジョニー・デップ、コリン・ファレルと共に彼の代役を務めたことが話題となった。

 ジュード・ロウは子供の頃より「シャーロック・ホームズ」を愛読しており、現在までワトソンの人物像があまりにも掘り下げられていなことに驚いたという。そこで、今回のワトソン役への起用を受け「彼は残酷な戦争に行かされ、恐怖を体験し、肉体的にも傷を負っていた。そういう経験をもつ人物として、僕は彼をもっときっちりして洗練された社会人を象徴する人物にしたかったんだ」とコメント。また、「ワトソンは頼りない男なんかじゃない。彼は危険な状況にも怯まない。ときにはホームズより先に飛び込むこともあるくらいだ」と熱く語っている。

 また、ガイ・リッチー監督も「僕はルックスのいいワトソンが欲しかったんだ。彼を卑屈な感じや、ホームズよりも劣る人間のようには見せたくなかったんだよ。ホームズとは対等なパートナーシップをもっている、それがコナン・ドイルが目指したことだと確信しているしね」とジュード・ロウを絶賛している。

 ジュード・ロウは、2月18日(木)に来日しジャパンプレミア、レッドカーペットイベントに出演する予定。ホームズと共に新しく生まれ変わった“ワトソン像”に、日本でのファンが熱狂する日は近い。映画「シャーロック・ホームズ」2010年3月12日(金)より、丸の内ルーブル他全国ロードショー。

シャーロック・ホームズ - 作品情報