ミランは24日のセリエA第21節で、首位インテルとのミラノダービーを0−2で落としている。インテル陣営と違う表情を見せていたのは、FWロナウジーニョとMFアンドレア・ピルロだ。ピルロは日ごろからその熱意を爆発させることはないが、ロナウジーニョの笑顔と陽気さは彼のトレードマークである。だが、ダービーが終わったとき、彼らがハッピーでいられることはなかった。

ロナウジーニョは自身にとってもっとも難しかったミランでの1年目、ダービーでヘディングのゴールを決めている。だが、今年はやれることが少なかった。2敗を喫し、得点を奪うことはできず、さらには同じブラジル人のGKジュリオ・セーザルにPKを防がれるという不名誉までついてきた。インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は、ロナウジーニョのPK失敗について、「私は決めるだろうと思っていた。彼はPKに関して経験が豊富だからね。毎週一つは蹴っているんだから」と冗談を飛ばしている。

ロナウジーニョは何度かノールックパスを見せるなどしてスタートし、マイコンやハビエル・サネッティと対峙して、それから徐々に消えていった。最後は、好位置からシュートをとんでもない方向へ蹴ってしまう始末。マジックも少なかった。それはまた、ピルロのアイデアが少なかったのも同じである。ただ、そこにはインテルの影響もあるだろう。まずはヴェスレイ・スナイデルが、次に2トップのどちらかが、彼をすぐに捕えていたからである。