ヨガインストラクター MIYUさん

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 年も明けて早半月、そろそろ気になるのが「冬太り」。冬は血行も悪くなり、新陳代謝量が下がり、ただでさえ太りやすい季節。さらに忘年会や新年会など外食の機会も増えるので、どうしても体重が増えがちです。

 そんな冬太りに悩む人は、ヨガの簡単ポーズで少し身体を動かし、新陳代謝量を上げてみるのはいかがでしょうか? 続けていけば血行も良くなり、様々な効果が期待できます。

《注意事項》
・ヨガは呼吸が大事なので、ゆっくりと長く深呼吸できるようにしましょう。
・食後2〜3時間、お酒を飲んだ時、また、気分が悪い時には行わないでください。
・「鋤のポーズ」は、生理中には行わないでください。

◆三角のポーズ(トリコナ・アーサナ)
骨盤の側面部分を伸ばし、ストレッチすることで、骨盤周りの血行が良くなります。また、ウエスト・太ももを引き締める効果があります。

1. 足を腰幅の2〜3倍の程度に広げて立ちます。この時、左のつま先は手先の方(倒れこむ方)に向け、右のつま先は前に向けます。

2. 吸う息に合わせて、両手を肩の高さまで上げます。

3. 吐く息に合わせて、そのまま左側に倒します。この時のポイントは、右の骨盤が前に倒れないようにすることです。左に倒れていったら、すねの辺りに手を置きます。できる人は、くるぶし辺りに手を置くと効果的。そのままゆっくりと5呼吸分深呼吸します。ゆっくりと元の位置に戻ったら、つま先の向きを変え、今度は反対側へ倒します。

◆鋤のポーズ(ハラ・アーサナ)
食欲を抑える効果もある「鋤のポーズ」は、腹筋にも効きます。また内臓が移動し、リンパの流れも良くします。

1. 足を揃えて仰向けに寝ます。この時、手は少し広げて、手のひらが床に付くように置きます。

2. グッとおなかに力を入れて。吸う息で足をゆっくり持ち上げます(この時、息は止めないように)。

3. 吐く息で、そのままつま先をさらに倒していき、腰は自然な状態で持ち上がるようにして、つま先が床についたらそのまま5呼吸します。

◆ワニのポーズ(マカラ・アーサナ)
ウエストを大きくねじる「ワニのポーズ」は、消化器系を刺激し強化します。骨盤を整える効果もあるので、「骨盤がゆがんでいる」と感じる人には、オススメのポーズです。

1. 足を揃えて床に寝ます。腕は肩の高さで伸ばし、床に置いておきます。

※可能な人は、足首を90度に曲げる(フレックスにする)と、効果がアップします

2. グッとおなかに力を入れて。吸う息で足をゆっくり持ち上げます(この時、息は止めないように)。

3. 吐く息で、そのままつま先をさらに倒していき、腰は自然な状態で持ち上がるようにして、つま先が床についたらそのまま5呼吸します。

※掲載している内容は、効果・効用を保証するものではありません。個人差がありますので、ご了承ください

記事作成協力: ヨガインストラクター MIYU
大手ホットヨガスタジオのインストラクターとして活躍し、プログラム開発にも携わる。インストラクター養成スクールにて多くのインストラクターを教育。アーユルヴェーダ、整体等幅広い知識を生かし、きめ細かい指導に定評がある。現在はフリーインストラクターとして独立。
【MIYUオフィシャルブログ】
取材・構成: maya