Image by: DIOR HOMME

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 「DIOR HOMME(ディオール オム)」は、新しい香りが加わった4種のオーデコロンを、日本の直営ブティックにて2009年12月下旬に発売する。

 ディオールの世界観がフレグランスで表現されたオーデコロンは、2004年に「EAU NOIRE」、「COLOGNE BLANCHE」、「BOIS D'ARGENT」の3つが発売された。これに、新たな香り「AMBRE NUIT」が加わり、4つのコロンコレクションとなって、日本に上陸。ユニセックスで使用できる、ファン待望のコロンが「DIOR HOMME」直営店で取り扱われるのは約2年ぶり。

 ディオール最新フレグランス「AMBRE NUIT」は、時を超越したエレガンスとクチュールの伝統が調和するワードローブに際立ってモダンな印象を加え、精密で念入りなスタイル、官能的、反体制的な姿勢、男性のエレガンスに関する高い要求度は、ムッシュ ディオール自身の優雅さに関するコードを反映している。さらに、「AMBRE NUIT」はこのユニークなファッションワールドの香りに新しい解釈を提供し、洗練と大胆、繊細さを合わせ持つディオールを象徴している。

 調香師フランソワ・ドマシーは、慣例を破り、男性向けにバラのフレグランスを開発した。彼は香りに関する固定観念を見直し、'男らしさ'と'女らしさ'という伝統的な基準を覆したのだ。「AMBRE NUIT」は強烈な神秘性を感じさせるウッディでフローラルなアンバーで、トップノートはすばやく心を捉えるカラブリアンベルガモット。香りの中心部では、強烈な硫化トルコバラ油とピンクペッパーコーンの組み合わせがフレッシュでスパイシーなペッパーの香りを引き出している。スパイシーでスモーキーな香気は、深みと強さを加え、バラから女性らしさを取り去り、野性的な側面を露わにした。

 型にはまったジェンダーの境界を超えることを試みたムッシュ ディオール。彼のアプローチと同様に、「AMBRE NUIT」は大胆なほどユニセックスで、香水をつけるという贅沢な習慣を再発見させてくれるフレグランスなのである。

 驚くほど贅沢でモダンなディオールの4種のコロンコレクションは、フランスの高級香水メーカーの華やかな伝統を感じさせるボトルに詰め込まれ、モンテーニュ通りのディオールブティック本店を飾るルイ16世の鋳型で打ち出したマットな象牙色の箱に収められた。125ml(18,000円)、250ml(26,000円)、490ml(41,000円)の3つのサイズで展開される。