【Sports Watch/競馬】 公営ギャンブル運用のムダなところ…是非とも仕分けを

天皇賞、ジャパンCと続いた東京開催が終わり、年末の大一番・有馬記念が行われる中山開催に移った。暮れも迫り、競馬ファンもこれから盛り上がってくるに違いない。

中山開催中の東京競馬場は「パークウインズ東京競馬場」となる。場外馬券場として機能していることを、ご存知の方も多いだろう。筆者も混み合っていて交通の便が悪い中山を避け、府中に赴き馬券を買う機会が多い。

ここでひとつ提言。

「競馬開催本場でないのにも関わらず、運営側の人員があまりにも多すぎやしませんか?」

中山開催中だろうと、確かに府中に足を運ぶ観客は多い。だが確実に、運営側の人員は多すぎる。これが府中競馬開催中なら妥当な人数かもしれないが、明らかに暇そうな警備員たち。ゴミ拾いのおばさん。馬券の購入窓口は一部しか開けられていない。ならば、人件費をもっと削減できるはずなのだ。

最も顕著な具体例を出そう。図をご覧頂きたい。これは、正門から府中競馬場正門前駅、そしてその西側の警備員の配置図である。どうだろう? 警備員の数、多すぎやしませんか?

正門から駅へ向かう交差点には、信号が設けられていない。だから、この人数はなんとか納得できる。しかし西側の交差点には信号が設けられている。にも関わらず、ひとつの交差点に6名の整理員。まったく何もせず、ボケッと立っているだけの者もいる。競馬場に出入りするのは、馬券を買える20歳以上の人が大半。子供ももちろん、親同伴の元で入場している。問い合わせたところ「何かがあってからでは遅いから」という返答だったが、ボケッと立っているスタッフが、その何かを食い止められるとは到底思えない。世間は不景気。どんな企業も売り上げの増加と共に、経費の削減に力を入れている。競馬会も売り上げが低迷しているならば、天下りがはびこる体質にイチ早くテコを入れ、コストの削減に力を入れなければならないのではないか。イベントなどに力を入れ売り上げ増を目論む前に、まずコストの削減だろと。日曜の府中駅への帰り道、ふとそのように思ったのだった。