「目標を言いふらす必要はない。話さなくたって、隠すことではないんだ。ミランであれば、常に勝つためにピッチへ向かうものだよ」

セリエAで2位につけながら、首位インテルとは勝ち点7差にあるミラン。だが、明らかに伸びてきている同チームのキャプテン、MFマッシモ・アンブロジーニは、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、現在の好調についてこう語った。

「僕らはとてもポジティブな時期にあると自覚している。でも同時に、インテルよりもうまくやるためには、もっと改善しなければいけないということも分かっているよ。僕は、このチームにはポテンシャルがあり、まだそれを発揮していないと思っている。そして、大きな改善の余地があると思うんだ」

MFカカーの移籍やレオナルド監督のような若く、経験の浅い指揮官が就任したことで、ミランは序盤戦で苦しんだ。今、ミランは正しい道を進みつつあるが、アンブロジーニは次のようにも話している。

「インテルやユヴェントス、タイトルを狙うすべてのチームと争いたいのなら、僕らはもっと改善しなければいけない。インテルには以前からトップにいるメンタリティーがある。今年の彼らがやっていることも、リーグ戦を制覇したいと望むチームにふさわしいものだ。彼らと同じように勝ち、彼らが何度か負けることを願わなければいけないね」

レオナルド監督は適切なフォーメーションを探り当てるのに成功した。クラレンス・セードルフ、ロナウジーニョ、アレシャンドレ・パト、マルコ・ボッリエッロを同時に起用するという、バランスこそ崩れているものの、ここまでは効果的なフォーメーションだ。ここ7試合で勝ち点19を積み上げている理由は、ほかに説明できないだろう。

「良いプレーだろうが悪いプレーだろうが、今のチームは楽しませることができている。カリアリ戦では3失点を喫したが、4ゴールを奪った。前より少し生き生きしているね。以前とは違うプレーの仕方で、フォーメーションも変わった」

フォーメーションが変わったことで、一部の選手の役割も変わった。アンブロジーニもそのうちの一人だ。

「今の僕が求められていることは、以前とは違う。ただ、レオナルド監督は開幕当初からすでにこういうプレーを思い描いていた。僕らがそれを少し保留にしたんだけど、アイデアはこれだったんだ。シーズン中に新しいフォーメーションができ、僕らは全員がその恩恵を受けたってことさ。変化がチームに再びエネルギーを与えたんだよ」

一方、移籍の可能性が騒がれるMFジェンナーロ・ガットゥーゾについて、アドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、「彼に対するミランの評価は高く、彼には契約延長の準備もできている。もう一度会って、彼がそのオファーを受け入れてくれることを願っているよ」と、契約延長をオファーしたことを明かしている。