元インテルのロベルト・マンチーニ監督が先日、非公式の電話連絡にて、南アフリカでのワールドカップ(W杯)でナイジェリア代表を率いるように打診された。同監督の返答はポジティブなもので、W杯(と1月のアフリカ・ネーションズカップ)で指揮を執ることへの魅力から、正式なコンタクトがあれば、交渉のテーブルにつくだろう。ただし、交渉が良い方向でまとまると決まっているわけではない。この時期、代理人たちはフリーの指揮官とコンタクトをとり、コミッションを手に入れようとするものだからだ。

ナイジェリアはコートジボワールほど強いチームではない。また、カメルーンFWサミュエル・エトーと比較できるような、圧倒的なスターもいない。しかし、ポーツマスFWヌワンコ・カヌやチェルシーMFジョン・オビ・ミケル、エヴァートンのDFジョセフ・ヨボとFWヤクブ・アイェグベニ、マルセイユDFタイエ・タイウォ、ヴォルフスブルクFWオバ・オバ・マルティンス、マラガFWヴィクトル・オビンナなど、ヨーロッパ各国のリーグでプレーする選手たちがそろっている。

2002年大会でも予選突破後に退任した経験を持つシャイブ・アモドゥ監督は、今回も身を引くことで諦めているようだ。ナイジェリアは元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏をはじめ、ボラ・ミルチノビッチ監督やベルティ・フォクツ監督など、頻繁にチームをヨーロッパの指揮官に委ねている。また、大会の数カ月前に新指揮官を招へいすることも少なくない。