「バロテッリが売りに出されていないのは確実だ。それは今後も変わらない」。インテルのマッシモ・モラッティ会長は1日、このようにFWマリオ・バロテッリがジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームを去る可能性について否定した。同会長は次のようにつけ加えている。

「振る舞いに関しては、彼とチーム、監督の間で調整しなければいけないことがある。だがそれは、年齢からくるものなんだ。深刻なことじゃない。ただ、一定のルールの下で、チームメートたちや指揮官と一緒に過ごすことに、継続的に慣れていく必要はある。でも私は、大騒ぎするようなことじゃないと思うね」

モラッティ会長はバロテッリの現状について心配していないと話している。それは、「バロテッリの理解能力と、クラブにとって有益になるよう、選手を成長させることができるモウリーニョの能力に基づいて」のことだそうだ。

なお、モラッティ会長はバロンドール受賞が決定したバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対し、「彼はそれにふさわしい。この上なく素晴らしい選手だ」と賛辞を送っている。

また、インテルはモウリーニョ監督以外が話さないという報道管制を始めたが、モラッティ会長は「問題をつくらないようにするため、でっち上げられないようにするための助けとなる」とコメント。一方、5日に控えるユヴェントスとのビッグマッチについては、「観客の問題は理論上のことだけにとどまることを願っている。私は、伝統的にレベルの高い、この上なく美しい試合になると思っているよ」と語った。

だが、ユーヴェの本拠地オリンピコで、バロテッリに対する人種差別コールが起きた場合について、モラッティ会長は選手たちが聞こえないふりをすることはないだろうと話している。

「非常に正直に言って、何もないかのようなふりをするのは、日和見主義なんてものじゃないと思う。それはダメだ。相手がユヴェントスだからというのではなく、深刻な人種差別の問題だからだよ。ただ、そういうことは起きないと思っているよ。もしも起きた場合は、審判と話をするだろう。ゲームを中断することもあるはずだ。ただ、分からないけど、私はそういうことはないだろうと思っている」

ユヴェントスのジャン・クロード・ブラン会長は前日、直接対決を前にトーンを抑えようと話していた。モラッティ会長はこれについて、「報道管制をする以上に、インテルが何をすべきなのか分からない。ただ確実なのは、トーンを上げることは何の役にも立たないということだね」とコメントした。