マクドナルドの人気を支えているのは、全世界どこでも変わらない味とサービス。これの質を維持するためにありとあらゆる店内オペレーションの手順を記した極秘のマニュアルが存在しています。

したがって「新商品の開発」という場合、実際に口に入るフードだけではなくそれを作る機械の使い方や調理方法など、マニュアル自体も新規に開発する必要があるわけですが、それを一手に行っているのが国内某所に設置された「Studio M」。一体中には何があるのでしょうか。

詳細は以下。
外観写真の掲載は不可ということで画像はないのですが、どう見てもこの中にそんなものはないだろう……というビルの中にこのStudioMは存在します。


さきほど「クォーターパウンダー・レタス&トマト」の記事中でお見せしたように、指紋認証のドアをくぐり抜けるとドナルドがお出迎え。


ドアの中はまさにあの見慣れたマクドナルドの店舗。


様々なタイプのインテリアが設置され、テストに用いられています。


I'm Lovin'itロゴの入った壁紙。


お話を伺ったところ、この部屋ではオペレーションマニュアルの内容が本当に運用可能かどうかという検証が主に行われているとのこと。商品そのものの開発は同じ施設の中の別の部屋で行われているということでした。


シンク。モデルハウスなどにあるようなデモ用のハリボテではなく実際に使用可能。


カウンター席。


並べられたユニフォーム。


ゴミ箱も設置。


このように写真で見るとまったく普通の店舗に見えるのですが、静かさと、そこかしこに見え隠れする白衣の開発担当者が、なんともいえない非日常感をかもし出しています。


通常店舗の倍以上ある監視カメラ。


このラボから巣立っていった数々の限定メニューが掲示されていました。


「こんなに限定メニューってあったっけ!?」と驚くほど多彩なラインアップです。


ドライブスルーの窓もありましたが、外は貯蔵スペースになっているようです。


レジやジュースディスペンサーなど、ありとあらゆる機械には電源が入れられいつでも使える状態。この施設は仮想店舗ですが稼働しない「ハリボテ」の設備は一つもありませんでした。


最新の「クォーターパウンダー・レタス&トマト」のポップ。


ハッピーセットのおまけとして展示されていたのは最新の「たまごっち!」シリーズ。


「まさか……」と思ってマクドナルド各店に設置されているYahoo!BBのアクセスポイントに接続してみたらあっさりと成功。まさかここまで再現されているとは思いませんでした。


マクドナルドでは調理手順を秒単位で管理し、徹底的に効率を追求しているわけですがそのためにはこのような実際の店舗に極めて近い施設でのテストが不可欠とのこと。掲載できない調理器具などのテスト風景についても「そこまでやるか」というほどの検証が行われているようで、全世界の食を支える企業の本気がかいま見えるようでした。

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