マンハッタンで行われた盛大な祝賀パレードで、もっとも大きな歓声に迎えられたにもかかわらず、来季もヤンキースに残りたいとは明言しない松井秀喜。沈黙はすでに交渉モードに入っているためかとニューヨークポストが伝えた(11月7日付)。

 ヤンキースがそれなりの条件を提示しなかった場合、松井は日本に戻るのではないかという見方もある一方、ほかの大リーグ球団でプレーする可能性について訊かれた松井は、どんな可能性も否定しないと述べた。

 それらの可能性のなかには、DH専門というレッテルを外して、外野の守備につくことも含まれている。「外野に戻れるかどうかは別として、このオフはそれを目指してトレーニングに取り組む。自分にできるかどうか、試したい」

 ヤンキースが松井との契約を延長するとしたら、おそらく1年契約になるだろうが、ほかのアメリカン・リーグに所属する球団は、最低2年の条件を提示して松井獲得に動くと思われる。

 祝賀パレードで大歓声に包まれた松井は「ファンの歓声は想像以上で、これほど声援していただいてとても感動した」と述べた。「今日のことは一生忘れられないだろう」

 ワールドシリーズ第6戦がヤンキースとして最後の試合になるとしたら、松井は目標を達成してチームを去ることになる。「ヤンキースに来たのは、ワールドチャンピオンになるため。だからヤンキースの一員としてそれが達成できなかったら、とても残念に感じていただろう」