iPhoneは、ソフトウェアQWERTYYキーボードを搭載しており操作性はパソコンに近いとはいえ、PCのキーボードのように文字バリ打ちはできない。そこで音声認識技術を用いてTwitterに声でつぶやいてしまおうというアドバンスト・メディアの音声認識技術「AmiVoice」はiPhone向けアプリにライセンス提供された。

アドバンスト・メディアでは、これまでにも、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMA端末向けに、AmiVoiceのライセンスおよびASPによる提供をおこなってきたが、iPhoneや、スマートフォンの国内での広がりを受け、このたび、iPhone及びスマートフォン向けのAmiVoiceのライセンスおよびASP提供を開始する。

ファーストパートナーとして、株式会社フライトシステムコンサルティングに、音声認識技術AmiVoiceのライセンスおよびASPでの提供を行う

音声認識技術は、実は目新しいものではない。特にパソコンとの関係で言えば、キーボードアレルギーの年配者のために、音声認識ソフトを搭載したパソコンが発売されたことがあったが、結局、キーボードの操作性には及ばず、また当時の技術水準から見て誤変換も多く、これを校正する手間ひまがかかったため、大きな普及には至らなかった。

音声メールについては、テンキーアレルギーのユーザー向けには朗報とも言えたが、留守電メッセージのほうがよいのでは?という意見あった。

今回、キーボードでつぶやくTwitterを音声でつぶやいてみるアプリの提供により、ミニブログの活性化、ひいては音声認識技術のさらなる普及に貢献するか、今後の動向が注目される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)

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