月曜日、シアトル・マリナーズの城島健司が今季限りで退団すると球団が発表した。10月19日付で公式HPやシアトルの地元紙などが報じた。

 城島は2008年に3年間の契約延長をしているが、城島側が契約期間途中でこれを破棄するオプションを行使して、残り2年を残しての退団となる。

 城島は球団を通じて「よく考えたうえで日本でもう一度プレーすることを決めた。大リーグでプレーできたのはすばらしい経験だった。最高のチームメートやコーチに恵まれた4年間だった。夢を実現するチャンスを与えてくれたマリナーズ球団には感謝している」とのコメントを出した。

 シアトルタイムズによると、代理人のアラン・ネロ氏は、限られた条件でのみ城島はオプションを行使できることになっており「例えば、どうしても日本に戻らなければならないような、重大ななにかが家族の一員に起きた場合」などだと2008年に述べていた。

 しかし今日、ネロ氏は「家族のそばにいたいという思いがあるのかもしれないが、基本的に、城島はいつでも帰りたいときに帰れることになっている。私生活と野球の両面から、まだトップレベルでプレーできる力があるうちに、日本に戻りたいと思ったようだ。球団に対して不満はまったくない」と述べた。

 阪神タイガースに移籍するという噂について、ネロ氏は「噂にすぎない」としながら「阪神はキャッチャーを必要としている。可能性はあるが、現時点ではなにも決まっていない」と述べた。城島は日本でフリーエージェントになるが、ネロ氏は城島がベストの条件で移籍できるように、交渉にあたるとしている。

 マリナーズは今回の城島の決断に不意をつかれた格好だ。ロブ・ジョンソン捕手は今オフ、左右の股関節の手術を含め、多くて4つの手術を受ける可能性があり、アダム・ムーア捕手はまだ経験が浅い。

 来季も城島の活躍を期待していた球団は、捕手の補強も考えなければならなくなった。