7日、カラオケはアジア人にとって最高のストレス発散方法だと中国メディアが伝えた。アジアでは「沈黙は金」が美徳とされ、集団主義が重視されるが、これらを上手に調整し人間関係を深めるものとしてカラオケは人気を集めている。写真は北京のカラオケボックス。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group/g33212.html">

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2009年7月7日、中国紙・生命時報は「カラオケはアジア人にとってストレス発散の最高の方法だ」とする記事を掲載した。発祥地の日本だけではなく中国や韓国、東南アジアでもカラオケは娯楽の一つとして多くの人々に受け入れられている。
カラオケが生まれたのは1971年。バンドマンの井上大佑氏がシステムを発明した。その後、カラオケはアジアを席巻し、中国には1991年に上陸した。カラオケによって「アジアの夜」を変えた井上氏は米タイム誌に「20世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」として選ばれ、ガンディーや毛沢東と肩を並べる存在となった。
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カラオケ音楽療法というカウンセリングを行う酒井洋子氏は「ストレスに見舞われ続ける男性を解放するものとしてカラオケが生まれた」と分析。人々は字幕という名の脚本をもとにステージに上がり、同席者の注目を受けつつ自己表現を行う。「沈黙は金」という美徳から解放される場であると同時に、日頃寡黙な同僚にマイクを握らせれば、人間関係を深める場ともなる。こうした点も集団を重んじるアジアで受け入れられた理由だという。
一方、「『雄弁は銀』と言われるが欧米では“金”よりも“銀”。アジアほどカラオケが流行しない」と酒井氏。欧米では言いたい事を積極的に表現することが美徳であり、わざわざ曲に乗せて自己表現する必要がない。さらに、土地が狭く人口が多いアジアとは異なり、広い土地を持つ欧米ではアウトドアの活動が重視され、これもカラオケに対する態度が異なる理由だという。(翻訳・編集/小坂)
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