「ドラゴンクエストIX」のセーブデータは1つだけ、ネットから大反発。

いよいよ7月11日に発売されるニンテンドーDS向けソフト「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」。たび重なる発売延期を経て、ようやく発売されるシリーズ最新作を楽しみに待っているファンも多いが、今作から採用された「1本のソフトにセーブデータは1つだけ」という新しい仕様に、ネットから反発の声が上がっている。

北海道・札幌のゲームショップ「ゲームショップ1983」のブログで6月24日に更新されたエントリー「ドラゴンクエスト9のセーブに関する大事なこと」によると、これまで複数のセーブデータが保存できた過去の作品とは異なり、「ドラゴンクエストIX」では1つしかセーブすることができないという。エントリーにはパッケージ裏の写真が掲載されており、そこにはしっかり「セーブできるデータは1つです」との注意書きが記されていることが確認できる。

1つしかセーブができない場合、考えられる問題は大きく2つ。まず、家族で共有して遊びにくくなることが挙げられる。順番に、セーブデータを上書きするようにして遊べば特に問題ないのは確かだが、RPGのように長時間かけて遊んだゲームはセーブデータを保存しておきたいというユーザーも多く、プレイする家族の交代とともにデータが消されてしまうのはやり切れないところだ。

また、保険の意味でほかのセーブデータに保存したい場合にも、不都合が生じる。少なくとも、従来の「ドラゴンクエスト」シリーズを楽しんできたファンは、“遊び方”や“セーブの仕方”を改めなければならなそうだ。

この仕様について、ネットでは「家族の人数分買わないといけないのか」「これはどう考えても改悪」「バックアップのつもりでセーブできないと、冒険の書が途中で消えた時が怖い」と、反発や不安の声が上がっている。皆さんは新しい仕様、どう思う？