週刊誌の「週刊新潮」の編集長が7年ぶりに交代することが17日わかった。新潮側は「朝日新聞襲撃事件をめぐる報道とは一切関係ない」とコメントしている。

「週刊新潮」(新潮社)の編集長が7年ぶりに交代することが17日わかった。4月20日付で早川清氏(54歳)から現同誌次長の酒井逸史氏(43歳)に切り替わる。

「週刊新潮」は出版社の新潮社から発行されている週刊誌で、創刊は1956年と、日本の出版社系週刊誌としては最も古い歴史を持つ。2009年現在、発行部数を週刊誌首位の「週刊文春」と激しく競っており2位を維持している。

 これまでに政治家や芸能人のスキャンダル、殺人事件などの社会事件を数多く取り上げてきたが、最近では09年2月5日号から4回にわたって、「実名告白手記 私は朝日新聞阪神支局を襲撃した!」とするタイトルで 朝日新聞阪神支局襲撃犯の告白記事を掲載したところ、多くの反響を世間から得た一方で朝日新聞側から、「事件の客観的事実と明らかに異なる点が多数ある」と批判され、他誌の記者からも「真実性に乏しい報道」と指摘されるなど、記事をめぐって論争を引き起こしていた。新潮側は朝日新聞の批判に反論を展開している。

 論争に決着がつかない中での編集長辞任に、朝日新聞社は新潮社に編集長交代についてのコメントを求めたが、同社広報宣伝部は「今回の人事を若返りを図るためとしており、朝日新聞襲撃事件をめぐる報道とは一切関係ない」としている。

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MONEYzine編集部[著]

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