■第8試合 ライト級/5分3R
ジョシュ・ニアー(米国)
Def.2R3分36秒/三角締め
マック・ダンジグ(米国)

開始からハイキックを放っていくダンジグだったが、ニアーが蹴り足を掴んだため、バランスを崩す。すぐに立ち上がったダンジグだが、ニアーはアッパー、ボディを放ち、ケージ際へと追い込んでいく。

ニアーもワンツー、ボディブローからの左フックで応戦。戦局を五分に戻していくと、首相撲を狙うニアーに対し、ダンジグはパンチから突き放して一気に距離を取った。

一転、距離を取り始めたダンジグは、ステップを刻みながらローを繰り出す。すると、ニアーが前に出てきたところにカウンターの右をヒット、ニアーは尻餅をつくようにダウンを喫した。

それでも、下から三角絞めを仕掛けたニアーは、これを凌いだダンジグが立ち上がって距離を取ろうとしても、同じくすぐに立ち上がって追撃。途切れない攻防に、場内から拍手喝采が沸き起こった。

2R、ダンジグはタックルを狙うも力なく失速。すぐに下になってしまい、これを勝負どころと睨んだのか、ここでニアーが強烈な肘打ちを連打。ハーフガード、サイドと徐々にポジションを進めながら休まずパウンド&エルボーを落としていく。

ここで、ダンジグの動きに合わせてバックへ回ったニアーが、乗りすぎてしまい前方へ振り落とされるも、ガードで上になったダンジグに、またしても三角締め。ニアーが攻守の入れ替わりが激しい白熱の一戦を制した。

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