出会い系サイトなど、未成年者の利用に適さないサイトを未成年者が利用していることによるトラブルが、日を追うごとに多くなってきている現在、サイト利用時に年齢認証を設けることで、そうしたトラブルを未然に防ぐ策となるのは理解できる。しかし、年齢認証を行うために、自身の個人情報をさまざまなサイトに入力することに抵抗があるのではないだろうか。

こうした課題を解決すべく、この度、無記名で年齢認証ができるシステムが開発された。グレートインフォメーション株式会社の構築した「ジックID」がそれだ。

この「ジックID」システムは、利用者の年齢情報データを登録することで発行するID番号をもとに、様々なウェブサイトにおける年齢認証の手段として利用できるというものだ。来月より、株式会社ビッグサンが運営する「おとなID」において、このシステムが早速導入されるという。

「おとなID」を取得したい場合、まずはメールアドレスを登録する。その後利用規約を読んだ上で仮登録をし、住所、氏名、顔写真等を付箋で隠した身分証明書をケータイのカメラなどで撮影、メール添付で送付すると、IDが発行される。

登録は手軽に行える上、個人情報を隠した状態で登録できるので、安心だ。

昨年12月の「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律(=通称:出会い系サイト規制法)」の改正に伴い、来月1日から出会い系サイト事業者は、利用者に運転免許証の画像を送信させるなど、児童でないことを確認することが義務付けられる。

出会い系サイト事業者からは今回の法改正は厳しいという声が挙がっているが、依然として出会い系サイトの利用に起因した犯罪が多発している現状を鑑みれば当然のことだ。

青少年保護ならびに出会い系サイト事業者のコンプライアンスの観点から、年齢認証システムの導入が急がれていた。そうした中で登場したこの「ジックID」は関係者の注目を集めるとともに、健全なサイト運営を推進するものとして、国内はもちろんのこと、アメリカや韓国、台湾など海外からも注目を集めている。

(編集部 鈴木亮介)

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