吉高由里子、岡田将生(撮影:野原誠治)

 映画「重力ピエロ」の完成披露試写会が20日、東京・有楽町で行われ、出演者の加瀬亮、岡田将生、吉高由里子、小日向文世のほか、森淳一監督、脚本の相沢友子が舞台挨拶を行った。

 「重力ピエロ」は人気作家・伊坂幸太郎の代表作で、2008年第5回本屋大賞、2008年第21回山本周五郎賞など各文学賞を総なめにした70万部のベストセラー。作者の伊坂自身も「一番思い入れがある作品」と語っている。原作ファンが多いからこそ、その雰囲気を壊すことが無いよう慎重に映像化が進められてきた注目作だ。

 本作に出演した感想を尋ねられた主演の加瀬は、「以前から森監督と仕事をしてみたかったので、夢が一つ叶いました」と話した。加瀬の弟役を演じた岡田は、「加瀬さんは憧れていた俳優さんだったので今回共演できただけで本当に嬉しいです」と話し、加瀬同様、一つの想いを成し遂げていたことを明かした。

 先日成人式を迎えたばかりで、艶やかな振袖姿で登場した吉高は、「この作品に参加できたことが嬉しいです。みんな仲良く、優しくてその雰囲気が映像に出ていると思います」と作品への自信をのぞかせた。珍しい着物姿について、尋ねられると「お正月と成人式があったタイミングもあり、今回着ました。今年はちょくちょく着ていこうと思います。“ハタチ押し”で」と笑顔でおどけてみせた。

 加瀬、岡田の父親役を演じた小日向は、「現場で実際に二人と通じ合うことばかり考えていました。実際に私は息子が二人いるので、成長した息子を見ているようでしたよ」と役柄同様に優しい父親の表情をみせていた。

 また、20日にアメリカのオバマ大統領の就任式が行われたことについて質問が及ぶと、岡田、吉高は二人で耳打ちをしながら、「Yes We Can!」とこぶしを突き上げた。その親しげな様子を見て「いつから友達のように仲良くなったのか?」と尋ねられると、岡田は「撮影中は交じあう場面が無かったので一切話しはしていません」と話し、一方の吉高も「今だけですね。仲良くしているのは(笑)」とぶっちゃけ、笑いを誘っていた。

 映画「重力ピエロ」は5月23日(土)より全国ロードショー。

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