R・マドリー指揮官からいきなりビックリ発言が飛び出した。セビージャに3-4とホームで敗れ、ヘタフェ戦に続き2連敗を喫してしまったR・マドリー。ずたずた状態のチームをどう立て直すかが監督の一つの仕事でもあるはずだが、シュスター監督はもうクラシコは捨ててしまっている様子だ。

 セビージャ戦後の記者会見で飛び出した言葉はネガティブそのものだった。来週のクラシコ戦について聞かれたシュスター監督は、「カンプ・ノウでバルサに勝つのは不可能。たぶん、今シーズンはバルサが優勝するだろう。我々もそれなりの戦いはすると思うけど、それ以上話せるようなことはない」といきなり敗北宣言。

 バルサに油断を与える心理作戦なのかどうかは分からないが、怪我人続出、内部分裂、連敗と良いことなしのチーム状況で、最大のライバルとの対戦を1週間後に控え負けを宣言する監督がどこに居るだろうか。

 このシュスター監督の発言とは逆にキャプテンのラウルは、「選手はバルサに勝てると信じている。もちろん相手は今絶好調で自信もあるだろう。難しい試合にはなるけど勝ち点3を奪えると思う」と語った。そして、シュスター監督については、「ロッカールームではどのチームにも勝てると言っているよ」と擁護している。

 外向きの発言だったにしろシュスター監督の「勝てない」というコメントはサポーターの期待を裏切る不用意なコメントであるし、マイナスなイメージを与えるだけのようにも思う。来週末に行われるクラシコはすでにグランド外で始まっている。

(スペイン通信)