フジテレビ系のバラエティ番組「ジャンクSPORTS」で命名され、話題を呼んだ競走馬フサイチジャンクが12月4日付けで競走馬登録を抹消、引退した。競走成績は14戦4勝、獲得賞金は8909万4000円。

フサイチジャンクは父サンデーサイレンス、母セトフローリアンII、全兄に2002年の皐月賞(優勝はノーリーズン)で2着に入ったタイガーカフェがいるという良血馬。2003年のセレクトセールで、当時の当歳馬の価格としては史上最高額となる3億3000万円で落札され、将来を嘱望されていた。

その期待に応えるように、1番人気におされたデビュー戦、2005年12月11日の2歳新馬戦(中山競馬場)では見事に快勝。その後も福寿草特別、若駒ステークス、若葉ステークスと4連勝で皐月賞に参戦、優勝したメイショウサムソンには及ばなかったものの、3着に入る健闘を見せた。

ただ、そこからは苦難の道程。続く日本ダービーは11着、菊花賞は15着とクラシック戦線で完敗を喫し、古馬になってからは1600万条件のレースでも苦戦を続け、ついには重賞に出走することなく、そして1勝もあげることなく引退することに。最後のレースは今年11月16日、京都競馬場で行われた比叡ステークス(8着)だった。

サンデーサイレンス産駒ということで、引退後は種牡馬に……と期待する声もあるが、関口房朗オーナーが競馬の世界から距離を置き始めていることもあり、フサイチジャンクが今後どのようになるのかは、まだ明らかになっていない。