騒音を聞くと死んでしまう姉妹、運動はWiiで行う
特に何もしなくても通常の生活を送ることができる人には信じられないような病気が世の中には多くありますが、騒音を聞くなどの突然大きな衝撃を受けると死んでしまうという病気があるそうです。
水泳などスポーツも禁止されていて、運動は厳しい管理の下、Wiiを使って行っているとのこと。
詳細は以下から。
Sisters who could be killed by a loud noise - Telegraph
9歳と11歳になるChurch姉妹は毎朝ものすごく注意しながら起こされるそうです。2人は「QT延長症候群」と呼ばれる病気で、突然アドレナリンが分泌されたり、血圧が急激に上がり死に至る症状が出るそうです。
QT延長症候群の姉妹、EvieちゃんとChloeちゃん
QT延長症候群は遺伝性の病気で7000人に1人ぐらいの割合で発症するとのこと。父方の祖母も同様の病気であったため、除細動器を付けていたそうです。
母親のSamanthaさんは「時限爆弾を抱えて生活しているようなもので、いつ娘たちがいなくなってもおかしくないという事実が私の心をしめつける」と話しています。
幸いChurch姉妹の場合は心の準備さえしていれば大きな音を聞いても大丈夫ということで、友達と花火に行く計画も立てているそうです。
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