インタビュー:古内東子「敢えてまた“恋”をテーマに」
――恋愛の曲を数多く書かれていますが、実体験を元に書くのか、物語の世界として書くのか、どのような形が多いですか?
古内:曲の中心部は自分の「実体験」と言うと、ちょっと言葉が違うのかもしれないですけど(笑)。でも、自分の思ったことを膨らましていく、というのが私にとっては曲作りですね。――歌詞の内容は、日常生活の中で思い浮かぶことが多いですか?
古内:あまり毎日毎日、曲作りのことを考えていなくて。アルバム作りに入れば、そういうモードになり、アルバム作りが終われば、しばらく曲は書いていないんです。――ジャケットやミュージックビデオでは、香水のボトルが登場していますが、衣装などビジュアル面でリクエストされたことはありますか?
古内:もう最近は、ほとんど言わないですね。――以前の方が、細かく口出ししていました?
古内:「こういうのを着たい」とか「こういう風に映りたい」というのがまずあったから、とりあえず言っていたんですけど。今は、「餅は餅屋」と言うか(笑)。――まずは、相手のアイディアを聞いてみて。
古内:それが面白い。初めて会ったカメラマンさんなり、ADの人なりが「こういう風にしたい」という直感を楽しみにしている所があって。――すごく余裕がある感じがしますね。
古内:よっぽど、「えぇー!?」と思ったら言いますけど、今回は持ってきて頂いたアイディアがすごく素敵だったので。――ミュージックビデオの撮影では、実際に水中に入っているんですか?
古内:入っています。――撮影は大変でした?
古内:そうですね。そんなに長い時間じゃなかったんですけど、意外と…(笑)。――でも、そういう色々な人達と一緒になって一つのものを作る作業を楽しめていた感じがしますね。
古内:そうですね。・第1回「敢えてまた“恋”をテーマに」(2008年10月05日)
・第2回「心と体は繋がっている」(2008年10月22日)
・第3回「15周年ということで」(2008年11月05日)
・古内東子 ニューアルバム「IN LOVE AGAIN」特集
・パンテーン