現役時代、9シーズンで167得点を挙げる活躍でフィオレンティーナサポーターから英雄として愛されている元アルゼンチン代表FWガブリエル・バティストゥータ。豪快なゴールを量産したバティが母国アルゼンチンから“Rate37”の電話インタビューに応じている。

今夏の移籍市場でACミランからフィオレンティーナに移籍入団し、国内リーグ戦セリエA4得点、欧州CL2得点と絶好調のイタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノについて、バティストゥータは「ジラルディーノが最終的に何得点を挙げるかは分からないが、自分は彼のプレースタイルを気に入っている。ACミラン時代は、チーム内のポジション争いもあり、過度のプレッシャーを感じていたのだろう。フィレンツェで本来の姿を取り戻したのではないか」とコメント。

一方、自身の将来については「私と同じくらいの情熱で今でもビオラ(紫=フィオレンティーナ)を愛し続けているOBは少ないだろう。私はこれまで幾度となくその気持ちを公表してきた。『フィレンツェとサポーターに対する感情は?』という質問を受けると思わず失笑してしまうよ。ビオラのプロジェクトに関わりたいと考えている」とバティストゥータ。

最後にスクデット(セリエA優勝)争いについては「最有力はミスの少ないインテルだが、フィオレンティーナも昨季以上の結果を残す可能性がある」と話した。