11日のW杯欧州予選のグループ7で、ドメネク監督の去就が取りざたされるフランスがルーマニアと2−2で引き分けた。
 フランスは主将のヴィエラがウォームアップ中に負傷し、急きょ欠場というアクシデントもあって、チーム全体が落ち着きのないなか試合はキックオフ。すると、ホームのルーマニアはその隙をついて、ペトレが先制。17分にはゴイアンが代表史上1000点という記念すべきゴールでリードを広げた。
 しかし、決して負けられないフランスは次第にチャンスを作り始めると、36分にアンリのシュートがGKに防がれるが、その2分後にグルキュフとの連係からリベリが1点を返す。さらに69分にはグルキュフが35メートルのシュートを決めて追いついた。
 
 同じ日の試合で、セルビアはリトアニアと3−0。フェロー諸島対オーストリアは1−1のドローだった。
 この結果、セルビアとリトアニアが勝ち点6で1、2位。オーストリア、フランス、ルーマニアが勝ち点4で続く。