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このような6本脚の牛がいたら、日本では珍獣あるいは神秘的な現象とでも捉えて、ワクワクするであろうか。中国でやけに続く、遺伝子の突然変異と思われる奇形動物の発生に、またもや嘆かわしい話がひとつ登場した。

これまでも、中国で発生している動物の奇形、しかも本当に愕然とするような形で生まれてしまっている動物たちを様々紹介してきた。詳しくは、こちらから様々なケースをご覧頂きたいと思う。

上の写真は、雲南省昆明のヤントウ村の農家、リ・グォリンさんのお宅で飼われていた生後1年6ヶ月の雄牛である。背中にねじりあげたような脚が2本付いているが、1年前に近所の村から13000円ほどで購入し、自分の飼育が上手であったために、背中の脚がここまで立派に育ったのだと自負している。

『メトロポリス・タイムズ』紙に対しリさんは、「毎日、人が代わる代わる見に来ますよ。この雄牛を60万円ほどの値で売りに出しているんですが、もう少し時間をかけ、粘ってみようかとも考えてるんです。もっと高値で買いたいというバイヤーも現れそうですよ」と語ったという。

この牛を購入した近くの村の自然環境も心配だが、高値で売れると信じるリさんのお気楽さに代表される、農村部の人々のあまりの無知さや危機感の無さには、腹さえ立ってくる。

見に来ても買わずに帰る人たちを賢明な人々と称えたいが、彼らにせよ安ければ買って帰り、「種牛」にしてこの手の珍しい牛を増やそう、見世物にして稼ごうなどと考えている人もいるのかも知れない。

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