楽しいときや面白い時、人は自然と笑うものなのですが、その笑うことが苦痛な病気にかかっている女性がいるようです。今回紹介するのはケイ・アンダーソンさん(20歳)が直面している症状。15歳の時に発症したようで、現在も明確な治療法が無く、苦しんでいるようです。では、一体どのような症状なのか見てみましょう。

詳細は以下より。Student collapses every time she laughs - Telegraph

カタプレクシー(情動脱力発作)という「笑い・喜び・感動・驚き・怒り・恥・恐怖」といった、感情の高ぶりによってさまざまな症状が出るという病状なのですが、彼女の場合は筋肉の脱力現象がおき、文字通り崩れ落ちてしまうようです。感情が高ぶると数分間マヒ状態になり身動きがとれない状態になるとのこと。ただし聴覚は正常に機能しており、周りで何が起こっているかは聞き取れるそうです。彼女は1日に40回以上はカタプレクシーの症状が出ており、非常に苦しい生活をしているようです。ケイさんは極端な例で、笑うことによって症状が発症するのも珍しいようです。

また、ケイさんはカタプレクシーの一種であるナルコレプシーという、何の前触れもなく急に眠りに落ちてしまうものも併発しています。イギリスでは約3万人ほどがこのナルコレプシーにかかっており、そのうちの70%はカタプレクシーも発症しているとのこと。

まだ正確な原因と治療法が無く回復は困難ですが、ケイさんは、レスター総合病院で睡眠障害中の専門家を訪ねており、新薬が彼女に通常の生活を与えることができることを今、望んでいます。

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