フィオレンティーナのチェーザレ・プランデッリ監督が、今夏の移籍市場でのこれまでの補強を高く評価している。今季のセリエAを4位で終了し、来季は欧州CLに出場するフィオレンティーナ

 補強が必須であるチームを率いるプランデッリ監督は「クラブは移籍市場において、素晴らしい仕事を展開している。今後は我々が責任を果たす番だ。8月から始まる欧州CL予選に向けて万全の準備を進めなければならない。プレーの質を向上させ、結果も出せるチームに成長しなければならない。また、サポーターとの関係もこれまで以上に築き上げていきたい」と意気込みを語った。

 一方、金銭問題でクラブとの間にトラブルを抱えていたルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥ(29)についてプランデッリ監督は「彼と電話で話したときは『モチベーションは高く、コンディションも万全だ』と言っていた。いずれにしてもクラブとの確執は一掃されており、今後は引きずるようなことはないだろう」と明かしている。