■第7試合 ライト級/5分3R
ジョー・スティーブンソン vs グレジソン・チバウ
○[2R2分57秒/フロントチョーク]×

アウレリオ×タイソン・グリフィンと並ぶ、今大会注目の2大ライト級戦。チバウは、そのグリフィンに敗れ、スティーブンソンは、1月のBJ・ペンとのタイトルマッチ敗戦以来、約半年振りのオクタゴン登場。

サウスポーのチバウに、オーソドックスのスティーブンソン。けんか四つで向かい合った両者は、スティーブンソンがパンチからケージ際、チバウからテイクダウンを奪うと、素早く反応したチバウは起き上がり際、スティーブンソンをタックルで抱え上げ、テイクダウンを奪い返す。

ここで得意のフロントチョークを狙ったスティーブンソンだったが、チバウが首を抜き、変形チョークを狙ったが、スティーブンソンはスタンドへ戻る。と、今度はスティーブンソンが抱え上げ、テイクダウンを狙い、これに合わせて、チバウは下からオモプラッタ。スティーブンソンが踏ん張り、状態をキープしたところで1Rが終了した。

2R、パンチからタックルを仕掛け、差し合いとなったスティーブンソンに、チバウが脇を差し返してテイクダウン。すぐに起き上がったスティーブンソンに再びタックルからテイクダウン→サイド→マウントと移行していく。

マウントのチバウを振り落としたスティーブンソンが、スタンドに戻ると、パンチを放って前進。これまで再三テイクダウンに成功していたチバウが、同じようにタックルへ行くと、スティーブンソンは狙いすましたようにフロントチョークへ。これがガッチリと極まり、スティーブンソンがBJ・ペンの目の前で一本勝ちを収めた。

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