グループCの第2戦、イタリア対ルーマニアがチューリッヒで行われ、互いにチャンスを作り合う壮絶な展開の末、1−1で引き分けた。ルーマニアは勝ち点2、イタリアは勝ち点1で、グループリーグ突破に向けてさらに厳しくなった。
 序盤はイタリアが主導権を握り、右サイドを攻略して再三チャンスを作る。押し込まれたルーマニアも、20分にキヴがFKでポストを直撃させるなど、一発の可能性を臭わせる。前半ロスタイムにはCKのセカンドボールからトーニがヘディングでネットを揺らすも、これはオフサイド判定。微妙なジャッジだったが、ゴールは認められずに前半を0−0で折り返した。
 後半に入り55分、ザンブロッタがヘディングで緩慢なバックパスをしてしまい、これを狙っていたムトゥが決めてルーマニアが先制点を奪った。しかしそのわずか1分後、イタリアは左CKからキエッリーニが折り返し、これをパヌッチが詰めて同点に追いつく。
 一進一退の攻防の中、80分、ルーマニアはペナルティエリア内でニクラエがパヌッチに倒され、微妙な判定ながらPKを獲得する。窮地に陥ったイタリアだったが、ムトゥの蹴ったPKをブッフォンがスーパーセーブ。このピンチを凌ぎ、結局勝ち点1を分け合った。

◇イタリア 1−1 ルーマニア
[得点]55分:ムトゥ、56分:パヌッチ(イ)

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