■140ポンド契約/5分3R
ジーナ・カラノ vs ケイトリン・ヤング
○[2R終了/TKO]×

女子最強の呼び声高い、美女ファイター、ジーナ・カラノがCBS全米中継に登場。だが、3週間前まで80年代の人気番組アメリカン・グラジエイターにクラッシュ役で出演、収録を行っていたカラノは、4.5ポンドオーバーという異例の体重超過でペナルティを受け、試合に臨む。

そのカラノは、立ち上がり、左の前蹴りから、ヤングの右ミドルをキャッチしてグラウンドへ移行するも、ヤングはすぐさま立ち上がった。

スタンドに戻ると両者のパンチが度々交錯するが、組み付いたヤングがお返しのテイクダウンに成功。カラノは下から腕十字を狙うも、腕を引き抜いて防いだヤングが再びスタンドでの打ち合いを選ぶと、1R終了間際には、カラノの左ジャブ、ワンツーに、ヤングの左ミドル、バックスピンキックが激しく交錯する。

2R、ヤングのローを被弾するカラノは、左ジャブからパンチをまとめる。一瞬動きが止まったヤングだが、こちらも意地の反撃。しかし、カラノは左ジャブをクリーンヒットさせると、前蹴りでヤングを吹き飛ばし、崩れ落ちたヤングにバックからチョークを狙うも、ゴングに救われた。

それでも、左目を腫らしたヤングは、ラウンドインターバル中にドクターストップ。最後は、カラノが勝利を挙げた。

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