15秒でわかる日本のむかしばなし

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第4回『国際ニコニコ映画祭』の選考結果が先程発表された。
今回の『国際ニコニコ映画祭』は応募作品数が過去最高の228作品となり、その中から17作品がノミネートされた。

228作品の中から見事に大賞に選ばれたのは、『15秒でわかる日本のむかしばなし』だ。
トレビアンニュースでも過去に紹介したことのある動画なので知っている方はいるかもしれないが、コボちゃんの絵を上手に描く動画の作者と同一人物なのだ。
今回の作品は、独得な声の作者が昔話を15秒という短い時間で解説してしまうというもの。

例えば桃太郎の場合は…

「むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが桃から育てた桃太郎がいて、きびだんごで仲間にした犬とサルとキジとともに鬼を退治して、宝を持ち帰りました」


と、息継ぎをする暇が無いくらい一気に解説してしまうのだ。
中には短いせいもあってか元の話と少し違っている昔話もある。
『かさじぞう』などはそのひとつで以下のようになっている。

「むかしむかしあるところに笠を売り生計を立てる老夫婦がいましたが、ある雪の日におじいさんが売れ残りの笠をおじぞうさんに与えたところ、むしろ儲かりました」


と、かなり話が省かれてるのだ。
時間の制約のせいで仕方ないのだが、これが15秒ならではの味となっているのだ。
また、挿絵に使われる絵も秀逸で、悪者おじいさんの顔が凄い悪人面だったりなど、細かいところまで芸を見せてくれている。

今回大賞に選ばれたこの作品は、審査員の間で「初めて胸を張ってこれがニコニコ大賞だと言える作品に決まった」と言わしめるほどの出来映えで、ようやく大賞らしい大賞が出てきたと言える。



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