イタリア人って鼻が大きかった?(C)2007 TWENTIETH CENTURY FOX

イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の新作「ジャッロ(Giallo)」に、キャストの変更があったようだ。米ハリウッド・レポーター誌によると、刑事役がレイ・リオッタから「ダージリン急行」(公開中)のエイドリアン・ブロディへ、キャビンアテンダント役がアーシア・アルジェント(監督の実娘)から「潜水服は蝶の夢を見る」のエマニュエル・セニエ(ロマン・ポランスキー監督夫人)へ変更されたのだという。

同作は、イタリアを訪れたアメリカ人キャビンアテンダントが、現地警察の一匹狼の刑事の協力を得て、“ジャッロ”と呼ばれる美女ばかりを狙う連続殺人鬼に誘拐された妹の行方を追うというスラッシャー映画。連続殺人鬼を「バッファロー66」「ブラウン・バニー」のビンセント・ギャロ、誘拐される妹を「スネーク・フライト」のエルサ・パタキが演じることに決まっていた。なお、表題にもなっている殺人鬼の名前“ジャッロ”はイタリア語で黄色を意味し、スリラー映画の俗称でもある。

「サスペリア」(77)や「インフェルノ」(80)などのイタリアンホラーの第一人者として世界的に熱狂的なファンを持つ、アルジェント監督が英語作品を手がけるのは今回が初めて。ブロディのようなオスカー受賞経験がある世界的スターと組むのも初めてだという。「ビューティフル・マインド」(01)でアカデミー助演女優賞を受賞するジェニファー・コネリーが、同監督の「フェノミナ」(84)に起用されたのは、彼女が13歳の時だった。なお、同作の撮影は5月12日よりカナダ・トロントで開始される。