[常に選択した動作を行う]のチェックボックスをオン

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パッケージソフトをインストールしたり、雑誌付録のCDやDVDを楽しんだりする場合、CD/DVDドライブを使用するが、CDやDVDをパソコンに挿入したときに現われる[自動再生]の選択画面がわずらわしく感じることはないだろうか。もしくは、逆に選択画面が表示されなくなったので表示するようにしたいという人もいるだろう。この選択画面の表示のON/OFFは、CD/DVDドライブの設定で変更できる。

また、このCD/DVDドライブの設定では、CD-Rなど書き込みが可能なドライブを搭載している場合、書き込み速度も設定できる。Windows XPでは、CDの書き込みもOSの標準機能で対応しているが、標準の機能を使って書き込む際、書き込み速度の設定を行う手順はなく、書き込みがいきなり開始される。OS標準の機能で書き込みを行っている人は、あまり意識したことはないと思うが、実はこの書き込み速度の設定が変更できるのだ。

今回は、そんなCD/DVDドライブの[自動再生]とCDの書き込み速度の設定の仕方を紹介しよう。

■知っ得 No.0035 CD/DVDの[自動再生]を設定しよう
CDやDVDをパソコンのドライブに挿入した際に表示される[自動再生]の画面だが、毎回、動作を選択するのは意外と面倒だ。CD/DVDの設定を変更すると、いつも同じアプリケーションで起動するように、またはディスクを挿入しても何も開かなくなるように変更できる。

また、挿入するディスクの内容によっては、あらかじめ先にドライブの動作を設定しておくことも可能だ。種類は、音楽ファイル、画像、ビデオファイル、混在したコンテンツ、音楽CD、DVDムービー、HD DVDムービーに分けて、それぞれのディスクが挿入されたときの動作が設定できる。

●毎回同じアプリケーションで起動するように設定
ディスクを挿入し[自動再生]が表示されたら、[常に選択した動作を行う]のチェックボックスをオンにする(画面1)。起動するアプリケーションを選択し、[OK]をクリックする(画面2)。
画面1[常に選択した動作を行う]のチェックボックスをオン画面2 アプリケーションを選択し、[OK]をクリック
画面1[常に選択した動作を行う]のチェックボックスをオン画面2 アプリケーションを選択し、[OK]をクリック

次回、対象のディスクを挿入したとき[自動再生]は表示されずに、指定したアプリケーションが自動的に起動し、開く、または再生されるといった状態になる。

●ディスクを挿入しても反応しないように設定
ディスクを挿入し[自動再生]が表示されたら、[常に選択した動作を行う]のチェックボックスをオンにする(画面3)。[何もしない]を選択し、[OK]をクリックする(画面4)。
画面3[常に選択した動作を行う]のチェックボックスをオン画面4[何もしない]を選択し、[OK]をクリックする
画面3[常に選択した動作を行う]のチェックボックスをオン画面4[何もしない]を選択し、[OK]をクリックする

次回の挿入時から、対象のディスクを入れても[自動再生]が表示されたり特定のアプリケーションで自動的に起動することがなくなる。

次のページでは、自動再生に戻す設定や、標準のCDの書き込み速度を変更する設定を紹介しよう。