花粉症にコンタクトレンズは要注意!

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花粉症の方にとっては憂鬱な季節が目の前に迫っている。関東地方などでは今年は例年の3倍の花粉が飛来するという嫌な予測も出ている。花粉症の4大症状と言われているのは、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみだが、中でも重大なトラブルを引き起こしやすいのは目だ。そこで、今日は花粉症と目についてのお話。

花粉症になるとどうしてこんなにかゆいのか、と思うほどに目がかゆい。目玉を取り出して洗いたい!と思う人は少なくないはず。しかし、この目のかゆみが重大なトラブルになることもあるので要注意だ。

あすみが丘佐野眼科医院の佐野院長によると、眼科の場合、かゆみ、異物感、充血、目ヤニ、まぶたの腫れなどで眼科を訪れる患者さんが多いとのことだが、中でも圧倒的に多いのはかゆみで、アレルギー性結膜炎を起こしてまぶたの裏にブツブツが出来ている場合もあり、症状が進みそれを放置して悪化した場合、視力を失ってしまうこともあるという。

このように、花粉症の場合ただでさえ目のトラブルが起きやすい状態のうえにコンタクトレンズを装用している人はさらに要注意とのこと。通常、目には涙による洗浄作用があり、異物やゴミなどが目に入った場合は涙が洗い流してくれる。しかし、コンタクトレンズを装用していると涙による洗浄効果が低下し、アレルギーの元となる花粉が目の中に停滞しやすくなる。また、コンタクトレンズには装用時にはたんぱく質や脂質が付着するので、花粉の汚れも加わってこの時期、目の中は汚れの悪循環に陥っている可能性が大きいのだ。

では、どうすれば花粉や汚れを寄せ付けずに、コンタクトを快適に使い、目を健康に保つことができるのか?佐野先生によれば、コンタクトレンズの選び方に注意が必要とのことだ。

まず、コンタクトレンズを2週間や1ヶ月の頻回交換タイプや、従来タイプから、1日使い捨てタイプに切り替えることがお勧めとのこと。2週間や1ヶ月の交換タイプや従来型では、どんなにこすり洗いをしても、たんぱく質や脂質を落とすことは出来ず、結局汚れが付着したまままた翌日同じコンタクトレンズを使用することで、ますます花粉がつきやすくなるらしい。その点、1日使い捨てタイプは毎日新しいコンタクトレンズを使用することで、最初から汚れを目の中に入れてしまうリスクを避けられるのだ。

また、もうひとつコンタクトレンズを選ぶ際の基準にしたいのが「イオン性」か「非イオン性」か、ということ。コンタクトレンズには「イオン性」と「非イオン性」のコンタクトレンズがあり、「イオン性」は涙の中に帯電している物質を引き付けやすく、汚れやすいと一般に言われており、佐野先生の研究によれば、「非イオン性」のコンタクトレンズの汚れの付着量は「イオン性」の1/300※とのことだ。つまり、「非イオン性」のコンタクトレンズはたんぱく質などのアレルゲンがつきにくいので、花粉症のコンタクトレンズユーザーにとってはぜひ使ってみたいレンズだ。

つまり、「非イオン性」のコンタクトレンズはたんぱく質や脂質を寄せ付けず、花粉にも強いということだ。花粉症のコンタクトレンズユーザーにとってはぜひ使ってみたいレンズだ。毎年花粉症に悩まされているコンタクトレンズユーザーの方、ぜひ今年は花粉症に備えてレンズを「1日使い捨てタイプ」で「非イオン性」のものに変えてみてはどうだろう?

チバビジョン(株)から発売されている「デイリーズ アクア」はたんぱく質などの汚れを寄せ付けない「非イオン性」の1日使い捨てタイプのコンタクトレンズで、しかもレンズの素材自体がたっぷりの潤いをもたらすという高含水レンズだ。花粉症の方にはかなりお勧めのコンタクトレンズだ。

佐野先生によれば、今頃の時期から眼科医に相談しながらこのような非イオン性の1日使い捨てタイプに慣らしていくのがよいとのこと。花粉症の本番という季節になっても、今年は快適なコンタクトレンズライフを楽しみたいものだ!【PR記事】提供:チバビジョン(株)

※たんぱく質の付着量を比較 (出典:佐野研二『新しい眼科17(7)2000』

販売名:フォーカス デイリーズ 承認番号:21000BZY00068000

・コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受けてからお求めください。
・コンタクトレンズをご使用の前には、必ず添付文書をよく読んで、使用方法を守ってください。
・目からはずしたレンズは再使用しないでください。

■製品に関するお問合せ先
チバビジョンダイヤル(24時間365日対応)
0120−389103(ミワクノヒトミ)

デイリーズ アクア-チバビジョン
花粉症対策特集2008