猫というとときどきふらりとどこかへ姿を消してしまい、2、3日ぐらい帰ってこないことぐらいはよくあることだと思っていたのですが、それが1800kmも離れたところで見つかったとなると話は別。この飼い主の女性は猫が見つからなかったためにパニック状態に陥ってしまっていたそうです。

詳細は以下の通り。
フロリダ州に住むケリー・レヴィさん(24)が金曜日に帰宅すると、いつもは階段の下で彼女の帰りを待っている猫、グレイシー・メイがいませんでした。レヴィさんが最後にメイを見かけたのは数時間前、彼女の夫・セスさん(34)をフォートローダーデール・ハリウッド国際空港まで送っていった時。メイは生後10ヶ月の猫で、まだ避妊手術を受けてから日がたっておらず、大きな物音や人の声を怖がって狭いところに隠れるため、レヴィさんはすぐに洗面所の配管スペースなどを調べたのですが、どこにもメイはいませんでした。パニックになったレヴィさんは父親に電話をして来てもらい、風呂のタイルをはがしたりもしましたが、やはりメイはどこにも見あたりませんでした。近所でも目撃証言は得られなかったため、翌朝、近所のポストに迷い猫のビラを張りました。

そのころセスさんはダラス・フォートワース国際空港に到着して手荷物受け取り所にいたのですが、なぜかいつまでたってもサムソナイトのスーツケースは出てこなかったそうです。

レヴィさんが家を出るとちょうど携帯電話に見知らぬ市外局番からの着信があり、彼女が電話に出たところ「信じられないと思いますが、いまテキサスのフォートワースから電話しているんです、間違えてあなたの旦那さんの荷物を持ってきてしまって…」という内容で、「荷物を開けたら猫が飛び出してきたんです」と男性はレヴィさんに告げたそうです。レヴィさんは荷造り中にメイがこっそりスーツケースに入ってしまったのだと気付いて、男性には土曜日にセスさんがメイを迎えに行くので預かってくれるように頼みました。

「気の毒なメイ、スーツケースに詰められて、フォートローダーデールでの手荷物検査とX線検査をくぐり抜け、飛行機に乗せられて4時間かけてテキサスまで運ばれて、そんな中で生き残ったのね」とはレヴィさんの話。「そして間違ってよその人の家まで運ばれて、そこでようやく中から出られたんだわ」

メイは無事、日曜日の夜に家に帰ることができました。レヴィさんは「猫の面倒を見てくれて、しかも帰りのペットタクシー代まで出してくれた親切な人に感謝したい」と話しています。最初にレヴィさんの携帯電話にかけられた電話がどこからかかってきたのかわからなかったため、その親切な人の身元は不明なのだそうです。

この事件について、アメリカン航空のスポークスマンはその猫の状況について知らなかったためコメントできないとしています。

Cat sneaks onto Dallas flight in owner's suitcase -- South Florida Sun-Sentinel.com

Man reunites cat, Palm Beach Gardens couple -- South Florida Sun-Sentinel.com

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