ACミランを指揮し、黄金時代を築き上げ、1994年アメリカW杯でイタリア代表を準優勝に導いたイタリア・カルチョ界の重鎮アリゴ・サッキが、イタリア・カルチョ界の現状に苦言を呈した。“Radio Radio”のインタビューに応じたサッキは「クラブ側の保守的な考えが、監督の采配やプレーに大きく影響している。精錬されたモダンなプレーをするチームは少なく、古いスタイルにとらわれたチームが多すぎる。感動がなく、ひらめきも見受けられない」と酷評した。

サッキは続けて「そんな中、ASローマは古風な攻め方ではなく、若手の育成に成功した理想的なチームに仕上がっている。万全とは言えない組織の中で、監督が手腕を発揮し、変革を遂げている。特に攻撃面が素晴らしい」と絶賛した。

また天才と称され、デビューが待たれるACミランのFWパト(18)についてサッキは「パトがテニスの選手だったならば、間違いなく素晴らしいデビューを飾るだろうが、カルチョは個人プレーではなく11人で戦うスポーツだ」とコメントした。