インタビュー：little by little「僕らが体現して教えられること」

――次のシングル候補の曲はすでに何曲かあったりしますか？

tetsuhiko：ありますね。今、次のシングルになりうる曲を本番のレコーディングとして始めていますし、タイミングがあればどんどん出して行こうかなというつもりで、毎日変わらずに制作しています。

――また2年半後なんてことはないですよね？

hideco：ヤメて下さいよ！（笑）

tetsuhiko：もちろん「無い」と言い切りたいですけど、何が起こるか分からないのがこの世界なので、僕たちは頑張るだけです。

hideco：そうだね、頑張ってポンポンと出せたらいいなと。

tetsuhiko：そうだね。

tetsuhiko & hideco：出します！

――アルバムが作れるぐらいの曲数は溜まっていますか？

tetsuhiko：そうですね。

hideco：でも、「また新しい曲を作りたい！」というのもあるよね。

tetsuhiko：常に新曲が大好きなクリエイターとしての今の自分がいるので、できれば、どんどん新曲をやっていきたいかなと。ただ、足跡として入れていく部分もありますけど。「キミモノガタリ」と「ポテトとコーク」は本当に最近の曲で、すごく新しいんですよ。

――今後、やりたいと考えていることはありますか？

hideco：いっぱい楽曲制作をして、アルバムも出したり、ライブもどんどんやれたらなと思います。

tetsuhiko：アルバムが出たらもう、すごいライブがやれると思うんですよね。

hideco：tetsuさんは出るのか？っていう話もあるけどね（笑）。

――hidecoさんは、MCは得意ですか？

hideco：頑張りたいと思っています。いつもすぐ「次の曲…」という流れになりがちなんです（苦笑）。一生懸命、考えてはやるんですけど。路上ライブをやっていた時とか、「弦が切れた。直している間、ちょっと喋って」とか言われて、「うーん、今日は…」みたいな（笑）。

――最後に、音楽が大量消費されていく時代の中で、2年半もの間リリースがなかったということは、変わらず応援し続けている人もいれば、これから新たな出会いも待っている再スタートでもあると思うのですが、今後に向けての想いを聞かせて下さい。

hideco：BBSにも書き込みとか、すごくたくさんあるし、私のブログにコメントが付けられた時もあったじゃないですか。ずぅーっと毎日のように、みんなも日課みたいにして付けてくれていたこともあったし。ずっと待っていてくれて本当に嬉しいな、という。

tetsuhiko：今おっしゃった大量消費される音楽シーンの中で、2年半経ってもこうやってリトルがまたCDを出せるのは、応援してくれている人もそうですし、色んな人に感謝しなきゃいけないなと。まだ、「さよなら、little by littleは音楽シーンで何かを伝えていく所にはもういないよ。」というわけじゃなくて、ここにまた戻ってきたというのは意味があるんだなと思って。なかなか感謝することってないんですけど、それはすごく感謝したいなと思いますね。デビューの時より嬉しいのは確かなので、今回は非常に嬉しかったです。色んな人が、感謝をすることを忘れないでやっていければいいんじゃないのかな、というのは僕らが体現して教えられることなのかもしれないですね。

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