■「耳鳴り」ツアーでは、東京公演は恵比寿リキッドルームでした。その後SHIBUYA-AXや日比谷野外大音楽堂を経て、今回の「生命力みなぎりTOUR」ではZepp Tokyo 2DAYSからのスタートとなります。ライブの動員数が増え続けている状況をどのように受け止めていますか?

橋本:もう嬉しいですね。いっぱいの人に聴いてもらえるというのはなかなかできないことだと思うし。元々はすごく少人数の案でレコーディングして作ったCDを、すごい人数の人が聴いて、その人数分だけ「私はこれがメッチャ好き!」とか曲への色々な想いが生まれるというのもすごいことだと思っています。

■聴く人の数だけ、それぞれ好きなように作品を受け止めるかと思いますが、作られる側としては「こういう風に聴いてもらえると嬉しい」という想いはありますか?

高橋:いや、人それぞれで全然いいと思うんですよね。決まりは無いので、好きなように聴いてくれればいいです。

■「生命力みなぎりTOUR」はワンマンの他に、対バンの会場もありますが、対バン相手はメンバーの希望で決めたのですか?

福岡:私達の意見を取り入れて頂いております(笑)。

■どんなツアーにしたいですか?

橋本:前のツアーではコントやクイズをやってみたりと、色々と手を替え品を替えやったんですけど、そういう部分はもう結構見せたので。まだ具体的には言えないんですけど、今回は男前なツアーにしたいなと思っています。

福岡:男気溢れるライブにしたいし、今までにない圧倒感のあるライブにしたいです。

高橋:私も堂々とステージに立てたら、それだけでもうカッコいいと思うので。お客さんも『生命力』を聴いてきているから、絶対にごっつい「ウワァーッ!」ってなると思っていて、それは心配していないんですよ。だからそれを押したり押されたり、私達が闘えるぐらい万全で挑みたいです。負けないライブですね。

■今後ライブをやってみたい会場はありますか?

高橋:私が愛媛出身なんですけど、中学時代に地元にユーホールというホールができて、結構キレイなんですよ。最新式な感じで、音響もメッチャいいんですよ。それが自慢のユーホールなんですけど、「そこでやりたい!」というのがあります。お客さんは、補助イスを出せば700人ぐらい座れます!普段は来られない、お爺ちゃんとかお婆ちゃんも座って観れるから、ライブハウスとはまた違ういい所があるんですよね。故郷に錦を飾るというのは、ユーホールでやることなんですよ!

■ライブハウスに限らず、ホールでもやってみたいと思いますか?

橋本:でも、ホールは難しそうですけどね。イスがあると前に押されたり危ないことは無くなるけれど、その熱気に助けられていたことも多いし。多分、夏フェスが全部ホールだったら全然、雰囲気が違うと思うから。ホールなら、ホールならではのやり方をしないといけないなと思います。

■そう遠くない内に行ってしまうのでないかと期待しているのですが、ツアーファイナルとか日本武道館でやってみたいとは思いませんか?

高橋:やってみたいですよね。デビューしてから、「ロックバンドなら!」という想いはメキメキと大きくなっていってます。

■東京ドームとかは?

高橋:東京ドームは別に思わないですね(笑)。

橋本:「若若男女サマーツアー」を東京ドームでやろう!

高橋:東京ドームは響くよぉー。東京ドームをナメとるなぁ!

福岡:芝生が台無しやなぁ…(笑)。

■今後やってみたいことはありますか?

橋本:行ったことのないライブハウスに行ってみたいですね。徳島のJITTERBUGという所でずっとやっていて、そのサイズ(※約250人キャパ)のライブハウスって日本にいっぱいあると思うし、沖縄も行ったことないし、ライブハウスと言われる所は全部行ってみたい!

高橋:私は海外でやってみたいという想いがあります。外に出て行って、海を渡って「どれくらい?どうなんだろう?受け入れられるのか?」というのがありますよね。上京しただけでこんなに色々なことが見えたので、もっと色んなことが見えて幅が広がったり、まぁ打ちのめされたり(笑)あると思うんですけど、やってみたいです。

福岡:なかなか難しいかもしれないですけど、曲を作らなきゃいけない時以外に曲作りをしてみたい(笑)。