【トレビアンGAME】初代『FF』の飛空艇はファミコンの限界を越えていた!

そんな『FF』シリーズの醍醐味といえば、高速移動で大空を駆け巡る飛空艇の存在だろう。ファミコン版の一作目となる『FF』ではじめて高速移動の飛空艇を体験したプレイヤーは、そのスピードと爽快感に驚いたはずだ。ストーリーを進めずに、ずっと飛び続けていたというプレイヤーも多くいたことだろう。
ファミコン版『FF』シリーズを担当したプログラマーのナーシャ・ジベリは“バグの達人”とも呼ばれ、彼のウィキペディアには「『FFIII』が他機種に移植されない理由は、ナーシャのプログラムがあまりに高度すぎて誰も手が出せないため」と書かれているほどの天才肌だったという。
彼のことを知るプログラマーのS氏によると、ナーシャ氏は「日常的に“ヘェ〜イ♪ みてみて〜”って新しいバグをゲームに組み込んでは同僚に見せて驚かせていた」とのこと。また、バグを利用してゲームを動かすことに関しては、「ナーシャはハードウェアの性能とかも完璧に把握していたら、意図的にバグを駆使してすごい動きを実現することもできる。まあ、バグって“プログラマーが意図しない挙動”のことなので、意識的に利用してる時点で、もはやバグとはいわないんですけどね」と、彼の天才っぷりを語ってくれた。
現在、ナーシャ氏はアメリカで暮らしているという噂があるが、いろんな意味で限界を越えたゲームをもう一度作ってもらいたいものだ。
[詳細記事]
■オススメ! 最新人気トレビアンニュース
・あなたのDSの液晶画面は白い? 黄色い?
・95歳のお婆さんがXbox 360でゲームプレイ
・漢字説明ジェネレータで自分の漢字を伝えよう!
■関連リンク
・CGIプログラムランキング