家庭で陶芸を楽しめる「ろくろ倶楽部」

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陶芸を楽しむためには、粘土やうわぐすり、ろくろなどの道具が必要であるうえ、作った作品を焼く釜も必要となるので、家庭で気軽に楽しめる趣味とは言い難い。そういう陶芸の世界に革命を起こした商品が、ここで紹介する「ろくろ倶楽部」だ。

■ろくろ倶楽部と陶芸

陶芸の魅力は、世界にひとつしかない自分だけのオリジナルな湯飲みや皿などを作れる点にある。陶器の中には国宝に指定された芸術性に秀でた作品もあるが、自分で作った陶器は形が多少いびつであろうと味わいがあるものだ。そういう陶芸の世界を生活の一部にしてくれるのが、ろくろ倶楽部だ。

ろくろ倶楽部は、電動ろくろと基本的な道具がひとつになった陶芸の入門セット。オーブンレンジで焼成が可能な特殊な粘土を使用することで家庭でも陶芸の世界を体験できる。ろくろ倶楽部は、ろくろ倶楽部本体(電動ろくろ)とろくろ倶楽部専用土(1Kg)、アーム、ヘラ、弓、しっぴき、削り出し棒、ろくろ倶楽部専用うわぐすり、ガイド、支柱から構成される。自宅にオーブンレンジがあれば、購入したその日から陶芸を楽しめる訳だ。

「ろくろ倶楽部」の中身「ろくろ倶楽部」の化粧箱
「ろくろ倶楽部」の中身「ろくろ倶楽部」の化粧箱

ろくろ倶楽部だけで湯飲みを3つほど製作できるが、より多くの作品を作ったり陶器の色を変えたい人のために、別売でろくろ倶楽部専用土やろくろ倶楽部専用絵付けセット、ろくろ倶楽部専用うわぐすり(30ml)が用意されている。

■湯飲みを作る

日常生活でもっとも使用頻度が高いと思われる「湯飲み」を作ってみよう。作業の大まかな流れは、ろくろ挽きの準備 −> ろくろ挽き −> 焼成前の準備 −> 焼成 −> 応用の5工程となる。

●ろくろ挽きの準備
付属の"しっぴき"を使用して、ろくろ倶楽部専用の土を三等分にする。土をひとかたまりずつ揉み込むように練って行こう。練り込みの際、空気が入ったり均一に練られていないと変形やヒビ割れの原因となるので注意が必要だ。

土の塊を回転台の中心に置いたら押しつけるようにして土を回転台に密着させる。両手全体で土を包み込むように挟んで土のかたまりを円柱状にする。ろくろ本体に支柱と切り出し棒を取り付けたアームを接続したら、ろくろの電源を入れて土のかたまりを少しずつ削っていき円柱形にかたちを整えよう。

土を三等分して、揉み込むように練るろくろを回して、土の固まりを円柱形に切り出す
土を三等分して、揉み込むように練るろくろを回して、土の固まりを円柱形に切り出す

●ろくろ挽き
ろくろの電源を入れたら、両手の親指を使用して土のかたまりの中心に穴を作り、そのまま親指を外側に広げていこう。両手の指で土を挟みながら下から上へ少しずつ土を伸ばしていく。ガタガタになった口を滑らかに整えるには弓を使用する。ろくろを止めて本体の支柱に弓を取り付けたアームを接続する。ろくろの電源を入れてアームを下ろしながら口のガタガタを切り落とす。最後にタップリと水を付けた人差し指と親指の腹を使用して切り口を滑らかに整えよう。

作品を回転台から切り離すにはしっぴきを使用する。一度ろくろを止めたら支柱の一番下の位置にガイドを付けてしっぴきの片方をリングに通す。もう片方のリングに指を掛けたらしっぴきの糸が回転台と平行になるように糸を張った状態で手前に引き、ろくろから作品を切り離す。

土のかたまりに穴を作るとくろから作品を切り離す
土のかたまりに穴を作るとくろから作品を切り離す

●焼成前の準備
削りに入るために半渇きの状態にする。直射日光が当たらない風通しの良い場所において半渇きの状態にしよう。あくまでひとつの目安だが、表面のベタツキがなくなり手にとっても形が崩れなくなるまで渇いたら"削り"の作業に入る。削りは、付属の削り出し棒やヘラを使用して、作品の外側の胴となる部分を削って行く。削り跡を残しても良いが、滑らかな表面に仕上げたい場合には、指先に少量の水をつけてから指でならそう。
半渇きの湯飲み湯飲みを削っているところ
半渇きの湯飲み湯飲みを削っているところ

2回目の乾燥で、作品の中の水分を完全に飛ばす。自然乾燥の場合には1回目と同様に直射日光が当たらない風通しの良い場所で乾燥させる。乾燥が十分でないと焼成時にヒビが入ったり割れる原因となるので要注意だ。乾燥時間は天候や気温に大きく左右されるが、およそ3日で乾燥できる。乾燥の目安は作品の重さが軽くなり色が白っぽくなったらOKだ。厚い作品の場合には表面が乾燥していても作品の内部に水分が残っている可能性があるのでさらに1〜2日の乾燥を必要とする。

乾燥時間を短縮させたい場合には、オーブンレンジを使用して乾燥させる方法もある。オーブンレンジに付属のレンジ皿に作品をのせたらオーブンに入れて、120度の温度で20〜30分ほど焼成させる。そのまま1〜2時間ほど放置させる。

●焼成
家庭のオーブンレンジに付属のレンジ皿に作品をのせたらオーブンに入れ、温度を130度に設定して30分〜40分ほど焼成させる。燃焼時間が長いと作品の色合いが濃くなるが、規定の時間以上焼くと土がもろくなるので注意しよう。焼き上がったらオーブンレンジの中で1〜2時間ほど冷ます。焼き上がった作品は、かなりの高温なので不用意に触ると火傷の恐れがあるため、作品が完全に冷めてから取り出そう。

家庭のオーブンレンジで焼成する焼き上がった作品
家庭のオーブンレンジで焼成する焼き上がった作品

ろくろ倶楽部で作品を作っていると、形がゆがんでしまったり製作前に思っていた形と違うものになる場合も多いが、それが逆に良い味となる。多少の失敗は恐れずに作品作りに没頭したほうがよいだろう。

●応用
湯飲みは焼成のままでも良いが、皿や花瓶の場合にはうわぐすりや絵付けの作業を行うと、より派手な作品を作り上げることができる。必要な道具はろくろ倶楽部のオプションで用意されているので、興味があれば調べてみると良いだろう。

ろくろ倶楽部は、陶芸にチャレンジしたいと思っている人に最適なセットだ。ゆっくりと陶芸の世界に浸りたい人にも陶芸を始めるキッカケとしてお勧めできる商品といえる。

製品名:ろくろ倶楽部
希望小売価格:10,500円(税込み)
購入価格:10,500円(税込み)

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編集部:関口哲司
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