【トレビアン恋愛】だからあなたは結婚できない! 都会のオンナの苦悩とは?

ここ数年“街女(まちおんな)の悲劇”を目にすることが多くなってきています。街女とは、就職や大学などで東京や大阪などの大都市に出てきて、そのまま都会に定住している女性のことです。一見、都会で華々しく生活している街女ですが、彼女たちが経験している悲劇とはどんなものなのでしょうか。

■肩を張ることで見つける存在意義
地方から都会に移ってきた女性は、住みはじめてしばらくすると“都会で女ひとりで生きていく大変さ”を痛感する人が多いと聞きます。また、大人になってからは本当の友だちができにくいといわれますよね。それは、大人になるにつれ、他人との接し方の処世術を身につけていくからです。常に“空気を読もう”と思い、自分を出せていない人も多いようです。

素の自分を出せないまま、自分が作り上げた「その場にふさわしい偽りの自分」としてしか接しられなくなっているという悩みをよく聞くことがあります。都会に住みはじめると、傷つかないように自己防衛的に相手に対して壁を作って深く入り込まないようにしたり、相手に対するあらゆる感情をセーブすることが身についていくのです。心を許しきっていると思っている新しくできた友だちに対しても、自分でも気づかずにどこか肩をはって接してしまっていることが多いようです。

常に“素の自分を出せない偽りの自分”でいることは容易ではありません。でも肩を張り続けることで、「自分はここにいてもいいのだ」という自分の存在意義を確かめてもいるのです。ですが、やはり「いつ肩を張り続けている自分に疲れてしまい、バランスがうまく保てなくなるかもしれない」という不安は常につきまとうもの。そういう彼女たちが求めているのは、常に肩を張っていてもバランスを支え続けれるもの、それはプライドといわれています。

彼女たちは、仕事などを「地元ではなくて都会でしか手に入らないもの」と自分に言い聞かせ、“都会で生活すること”に自分自身でメリットを見つけ出して自己満足をプライドに変えていくことでどんどん自分の存在意義を高めていっているようです。そうやってバランスを保とうとしているようです。

■望む結婚ができない街女
よく地方出身の街女から「地元に帰っても地元民のコミュニティができているような気がする。本当はそんなものないんだろうけど、疎外感を感じるときがある」と聞きます。

地元に帰ってもちょっとした疎外感を感じ、都会に戻ってくると偽りの自分の生活。そういう生活を続けていくと、彼女たちはますます“都会で生活すること”のメリットに執着していきます。

遊ぶところやショップが多い、飲み屋に困らない、地方ではないようなお店がいっぱいあるなどのメリットもありますが、いちばん感じるメリットといえば、やはり“仕事”と感じるようです。そのため、“仕事”に対してのプライドは高くなっていき、上昇志向が芽生える女性が多いと聞きます。「せっかく都会で地方ではできないような仕事をしているんだから、少しでもランクの高い会社で仕事がしたい/少しでもランクの高い役職につきたい」と思うようです。

少しでもステータスの高い会社に勤めていたり、役職が高くなることで、地元に帰っても「みんなよりもワンランク上の仕事。だから都会にいる自分は間違ってはないし、別に地元民のコミュニティに属してなくても平気」と自分で思うことで自分を守っているのです。

彼女たちは、プライドを身につけることでしか自分を守れなくなってしまっているのです。もちろんプライドは、仕事に対してだけではなく他のものにもつきまとうものですよね。

特に、結婚相手に対しては厳しくなってしまいます。恋人ならまだしも、結婚相手は「地元によくいるような男だと意味がない」と自分で決め付けてしまい、少しでもランクの高い男性を探す傾向にあるようです。そうして好条件の男性を求め、品定めだけに長い年月をかけてしまっている人が多いのです。そうして、ようやく自分自身の賞味期限が切れ掛かってしまうときに初めて気が付くのです。「品定めばかりしている場合じゃない。自分が品定めされるほうになってしまう」と。

気づいたときは、時すでに遅し……といった状況。ここで二つのタイプに別れます。そのままどんどん条件だけが増えていって結婚できずにいる街女と妥協をして理想からは、まったくかけ離れた男性と結婚してしまう街女。

自分を守るためのプライドが邪魔して、結局自分が思い描いていた結婚ができなくなってしまった街女たち。仕事と恋愛を両方自分が思い描くように満たすためには、プライドを上手くコントロールできるようにならないと無理ということでしょうか。
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