■『マッハGO GO GO』1967年作品

・映画公開時期:2008年5月9日(公式発表)
・表現形態:実写
・配給:ワーナー・ブラザーズ
・制作スタッフ:ウォシャウスキー兄弟(監督)、ジョエル・シルバー(プロデューサー)

アメリカでは『Speed Racer』のタイトルで知られています。テレビアニメは1970年代に放映。現在も根強い人気があるようです。一般的には日本製アニメという意識ではあまり見られていないんだとか。ウォシャウスキー兄弟が『マトリックス』以前から構想を暖めていたこの映画は、ファミリー向けの内容になるとのこと。ジョエル・シルバーとのコンビで手がけた『マトリックス』『Vフォー・ヴェンデッタ』とは全く違うイメージになりそうです。ちなみに真田広之が「MR.MUSHA」役で出演します。
※映画公式サイト:http://speedracerthemovie.warnerbros.com/

■『新世紀エヴァンゲリオン』1995年作品

・映画公開時期:不明
・表現形態:実写
・配給:不明
・制作スタッフ:不明

2003年から聞くネタなので、これはご存じの方も多いかと。ガイナックスの公式サイトにも明記されていますので、企画は一応生きてるみたいです。SFX担当の「Weta Workshop」は『ロード・オブ・ザ・リング』を手がけたスタジオ。監督が誰になるのかは未だに不明です。気になるキャスティグは、公開されている設定を見ているとやはり心配になってきます。まあ制作開始時に設定は改変されるようなんですが。
※設定公開サイト:http://www.wetaworkshop.co.nz/projects/filmography/galleries/neon_genesis

■『百獣王ゴライオン』1981年作品

・映画公開時期:2008年(予定)
・表現形態:実写
・配給:20世紀フォックス
・制作スタッフ:マーク・ゴードン(プロデューサー)、ファレル・ウィリアムス(エグゼクティブ・プロデューサー&音楽全般担当)

映画の題名は『Voltron: Defender of the Universe』。『Voltron(ボルトロン)』のタイトルで、1980年代に放映されたTVアニメが元ネタです。これは『百獣王ゴライオン』と『機甲艦隊 ダイラガーXV(1982年作品)』が編集でひとつにされた番組です(1984年放送)。アメリカでは"Voltron"="ゴライオン"のことを指します。『機甲艦隊 ダイラガーXV』は"15機合体"という設定が災いして人気が出ませんでした。これは各マシンに乗り込む人物が15人もいたので、結果的に感情移入が散漫になったのが大きな原因と考えられています。今回の実写化でも"ダイラガーXV"の登場は難しいと考えられています。
※『Voltron』公式サイト:http://www.voltron.com/

■『超時空要塞マクロス』1982年作品

・映画公開時期:2009年?
・表現形態:実写
・配給:ワーナー・ブラザーズ
・制作スタッフ:トビー・マグワイア(プロデューサー)、クレイグ・ザーラー(脚本)
マクロスが最高にクールだったころの昭和グッズ。アニメキャラのナマ写真を10枚収録した「フォトパック」であります。二次元萌えというのは昔からあったわけです。「フォトパック」の中身(一部)。単にアニメのワンシーンを写真に焼いただけと言わないでほしい。こういうのがお宝だったわけで。ちなみにプリントはサクラカラー(コニカ)。


アメリカで『Robotech(ロボテック)』は、マクロスのことを指します。これも『Voltron』と同様、『超時空要塞マクロス』『超時空騎団サザンクロス』『機甲創世記モスピーダ』の3作品が編集でつなぎ合わされています(1985年放送)。その中で飛び抜けて人気だったのがマクロスというわけです。実写映画はあのトビー・マグワイアの主演で製作が進んでいるという噂があります。ということは、一条輝(主人公)=スパイダーマンという図式に……? ちなみに「一条輝」はロボテックでは「Rick Hunter(リック・ハンター)」と改名されています。ヒロインの「リン・ミンメイ」は「Lynn Minmei」でそのまんま。ちなみにミンメイ役の声優は、美声を買われてスカウトされたものの、キャラ的に重要な歌唱力は皆無だったようです(歌姫なのに……)。
※『Robotech』公式サイト:http://www.robotech.com/

ほかに制作が決まっているタイトルには『アフロサムライ』『ストリートファイター』『A Kite -カイト-』などがあります。企画進行中のものは『寄生獣』『MONSTER』『攻殻機動隊』『羊のうた』などが聞かれます。この動きは今後より一層加速していくのは間違いないでしょう。我が国でも『ヤッターマン』とかを作るみたいですが、監督は『殺し屋1』『着信アリ』『ゼブラーマン』の三池崇史監督ですか……。全身血みどろで「ヤッター、ヤッター、ヤッターマン!」とか鬼の形相でシャウトするんでしょうか。なんというヴァイオレンス(妄想)。

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レッド中尉(れっど・ちゅうい)
プロフィール:東京都在住。アニメ・漫画・アイドル等のアキバ系ネタが大好物な特殊ライター。企画編集の仕事もしている。秋葉原・神保町・新宿・池袋あたりに出没してグッズを買い漁るのが趣味。

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