大江戸線は深い

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大江戸線といえば、地上からホームまでの深度があまりにも深いことで有名だ。特にライブドアのある六本木の大江戸線ホームの深さは尋常(?)ではない。外回りホームは地下32.8メートル、内回りホームは地下42.3メートルで、徒歩による水平移動も考えると地上からホームまでの距離はかなりのものとなる。

大江戸線のなかでも最も深いとされているのが、その六本木駅なのだ(2番目に深いのは新宿駅)。そこで、トレビアンニューススタッフは、内回りホームから地上に出るまで何分かかるのか、さっそく検証してみた。時間帯は朝のラッシュでホームが混雑している9時50分(平日)。ストップウォッチを片手に徒歩での計測をスタートした。

<地上到達までの経過時間>
・1個目のエスカレーターを登り終えるまで 総合1分30秒
・2個目のエスカレーターを登り終えるまで 総合2分39秒
・3個目のエスカレーターを登り終えるまで 総合3分19秒
・大江戸線の改札を通るまで 総合3分32秒
・地上に出るまで 総合5分46秒

と、以上のような結果になった。ホームから地上に到達するまで約6分かかったことになる。もし、六本木で待ち合わせの約束をしていた場合は、少なくとも5分は早めに到着していなければならないということだ。『12時に待ち合わせ』の場合は11時50分に付くようにすればちょうど良いかもしれない。ちなみに今回の検証は、いっさいエスカレーターで歩かず計測したもの(安全のためエスカレーターで歩いてはいけません)。階段でダッシュすればもっと早く上までたどり着けるかもしれないが、地下42メートルを駆け上がるのは相当疲れる……。

大江戸線は平成9年に新宿〜光が丘間が開通し、平成12年に都庁前〜新宿間が開通した、比較的新しい路線だ。工事着工時に、ほかの地下鉄や埋設物があるため、これほど深く掘ってトンネルを作る必要があったとのこと。。また、大江戸線のトンネル工事はモグラのように掘り進めていく『シールド工法』というものを用いて行われた。これも同様の理由で、地面の掘り下げができないため。

上記の理由から、深〜い大江戸線ができたというわけだ。もし今後、都営地下鉄ができるとしたらもっと深い地下鉄が誕生するかもしれない? もしそうなったら、改札まで大型の高速エレベーターを用意してほしいものだ。
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