■スマートフォンって何ができるの?

スマートフォンに詳しい人には必要ない説明なのだが、ケータイとどう違うのっていうユーザーも少なくないはず。なので、詳しい操作方法よりも何ができるのか…をここで説明しておこうと思う。

カンタンに説明すると、スマートフォンとはOSが入っていて、ソフトが起動でき、いろいろなデータ処理などができる携帯電話のこと。ノートパソコンと同じようなことができると思ってもらえればいい。もちろんサイズも小さいし、メモリの容量なども少ないので、ノートパソコンと同じ…とまではいかないが。このAdvanced/W-ZERO3[es]には、OSとしてMicrosoft Windows Mobile 6 Classic日本語版が搭載されている。パソコンと同じようなソフトも準備されているので、購入しただけでいろいろとデータ処理などができるのが便利なのである。すべてを説明していてはページが足らないので、インストールされているソフトで代表的なものを紹介しておこう。

●Office Mobile
「Excel Mobile」と「PowerPoint Mobile」と「Word Mobile」がインストールされている。パソコンのExcel、PowerPoint、Wordとの互換性があるので、パソコンで作ったデータをAdvanced/W-ZERO3[es]で見たり、Advanced/W-ZERO3[es]で作成したデータをパソコンで見たり編集したりすることが可能だ。
Office Mobile。パソコンとデータの連係ができるのが便利だ。


●Opera Browser
インターネットのサイトを閲覧するためのブラウザがこれ。
ブラウザ「Opera Browser」。インターネットのサイトが閲覧できる。


●予定表・連絡先
パソコンのOfficeのOutlookと同期させることができる。
予定表連絡先パソコンの「Outlook」と同期させることができる


●Windows Media Player 10 Mobile
MP3形式やWMA形式の音楽ファイル、WMV形式のビデオファイル、ASF形式のストリーミングファイルの再生が可能。パソコンのWindows Media Player 10以降と同期をとることができる。
Windows Media Player 10 Mobile。音楽や動画を再生することが可能だ。


●DicLand
英和、和英、国語辞典、英文ビジネスレター辞典を収録されている。メール作成時や文書作成時などに言葉を調べることが可能だ。
DicLand。辞書が搭載されているのはかなり便利である。


●W-ZERO3メール
メールソフト。もちろんこの端末でメールのやりとりをすることが可能だ。
ウィルコムのメールと自分の契約しているプロバイダのメールを送受信することができる。


■小さくなって操作性は?

前述したが、サイズは小さくなったがボタン類は大きくなったので、各ボタンは押しやすくなった。しかし、いくつか問題もある。

まずはスタイラスペン。このAdvanced/W-ZERO3[es]は、画面をタッチして操作することができるのだが、画面をタッチするためのスタイラスペンが内蔵できないのだ。なので、ポケットに入れておくとか、ストラップを取り付けてそれにぶら下げておくとか、そういった持ち方をしないといけない。ストラップは付属していないから、自分で探してこなければならない。もちろん指でタッチして操作することも可能なのだが、画面に表示されている文字やボタン類が小さいので筆者の大きな指だとかなりキビシイ。隣同士にボタンが並んでいる…なんて場合には、まず押し間違えてしまうのである。

本体にしまうことのできないスタイラスペン。指でタッチもできるが、指が太い人にはちょっと現実的ではない。


次にジョグ機能内蔵カーソルキー「Xcrawl」(エクスロール)。このカーソルキーは上下左右に押してフォーカスを移動する操作方法と、カーソルキーをなぞって上下にスクロールさせられる機能がある。これがけっこう反応がいいのがちょっと問題。上下左右で移動させたつもりで選択したのに、指をはなす際にちょっと指が動いたのか、ひとつずれるってことが多々あるのだ。それと、下方向への押し込み。「2」のボタンと近すぎるため、頻繁に「2」を押してしまうのである。これは筆者の指が太いから…かもしれないのだが。
これがジョグ機能内蔵カーソルキー「Xcrawl」。なぞる使い方と、押す使い方の両方に対応している。単に押しただけつもりが"なぞって押された"…というような反応を示すことが多々あるのがちょっと不便かも。慣れるのかもしれないが。


全体的に見てみると、文字の入力はかなりしやすいボタンサイズだと思うのだが、ちょっと気になる…というか、急いでいるときほどミスが起こるのでちょっとイライラさせられた…というワケである。