【大人の物欲 工作】アクロバットプレイを制御せよ!トリッキーなアクションロボット「トルネーダー」
第4回となる今回は、赤外線でリモコン操作できるアクロバットロボット"トルネーダー"を紹介しよう。
"トルネーダー"で使用する"赤外線は、波長が約0.72μm〜1mmまでの電磁波。目に見える可視光線よりも波長が長いので、肉眼で見ることはできない。ただし、デジタルカメラやデジタルビデオカメラに使用されている"CCDイメージセンサー"は、赤外線をとらえられるので、デジタルカメラなどを通してみると、白く光って見える。
製作時間は約60分。組立説明書のパーツリストとイラストを見ながらの作業すれば難しい点は特にないだろう。最組み立てはリモコンから開始するが、ギアボックスと乾電池ボックスから伸びているコードのコネクタは、同じ形状なので、細書き用マーカーペンを使い、コネクターに印をつけておくと、あとでコネクターを間違わずに済むだろう。
ドームフレームは、"トルネーダー"のタイヤにあたるパーツだ。ドームフレームにテープ付きのスポンジを貼るときには、台紙から少しずつ剥がしながら貼っていき、余ったスポンジは、はさみで綺麗に切り取ろう。今回、ドームフレーム内に取り付けるインナーシートは、付属のサンプルを使用したが、化粧箱のインナーシートに絵を描けば、自分だけのオリジナルのシートを簡単に作成できる。
エレキットのホームページには、"トルネーダー"専用のコーナーがあり、インナーシートのデザイン例や、パソコンを使ってインターシートを作る方法、オリジナルデザインのインターシートコーナーなどが用意されている。自分だけのオリジナル・インナーシートを製作する際の参考にするとよいだろう。
ひとつのリモコンで2台以上の"トルネーダー"を動かす場合には、それぞれ違うチャンネルにセットする必要がある。リモコンの中央にあるスライドスイッチを上下に動かすことで、1〜4までのIDを割り当てることができる。
リモコンのボタンは、左上が1、左下が2、右上が3、右下が4に対応する。1を押すと、左のタイヤが前進。2を押すと、左のタイヤが後退。3を押すと、右のタイヤが前進。4を押すと、右のタイヤが後退する。つまり、"トルネーダー"を前進させる場合には、1と3のボタンを同時に押す。逆に、後退させるには、2と4のボタンを同時に押す。左折は3、右折は1。左折後退は2、右折後退は4。左スピンは2と3の同時押し、右スピンは1と4の同時押しとなる。少しわかりずらいが、5分ほど動かしていれば覚えられるので、「習うより慣れろ!」の精神で動かしてみよう。
"トルネーダー"の面白さは、形状からは容易に想像できなほどトリッキーな動きにある。転んでしまっても、起き上がりこぼしのように、ひとりでに起き上がる。ちなみにツルツルした床だと、タイヤが滑ってしまって真っ直ぐに進まなかったり、回転したりするので、よりトリッキーとなり、思い通りにコントロールするのは至難の技となるが、予想できない動きをコントロールするところが面白さにつながっているのだろう。
製品名:トルネーダー
標準小売価格:3,990円(税込み)
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■トルネーダー
■エレキット
編集部:関口 哲司
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■"トルネーダー"って、なに?
"トルネーダー"は、赤外線リモコンで動きを操作するロボットキット。 高速でのスピン・ターン、片輪走行など、アクロバットな動きができるのが特徴。また、チャンネル切り替えで同時に4台まで動かすことができる。アクロバットロボット"トルネーダー"本体 | "トルネーダー"を操作するためのリモコン |
"トルネーダー"で使用する"赤外線は、波長が約0.72μm〜1mmまでの電磁波。目に見える可視光線よりも波長が長いので、肉眼で見ることはできない。ただし、デジタルカメラやデジタルビデオカメラに使用されている"CCDイメージセンサー"は、赤外線をとらえられるので、デジタルカメラなどを通してみると、白く光って見える。
■"トルネーダー"を作ってみよう
工作に必要な道具は、プラス・ドライバーとはさみ、両面テープ、細下書き用マーカーペンの4つ。"トルネーダー"は、プラスチックパーツで構成されているので、綺麗に作りたい場合は、プラモデルを作成する要領で、バリや邪魔なデッパリをカッターやニッパーを使って綺麗に削ろう。"トルネーダー"のパーツ一式 | "トルネーダー"の化粧箱 |
製作時間は約60分。組立説明書のパーツリストとイラストを見ながらの作業すれば難しい点は特にないだろう。最組み立てはリモコンから開始するが、ギアボックスと乾電池ボックスから伸びているコードのコネクタは、同じ形状なので、細書き用マーカーペンを使い、コネクターに印をつけておくと、あとでコネクターを間違わずに済むだろう。
リモコンを組み立てる | "トルネーダー"本体を組み立てる |
ドームフレームは、"トルネーダー"のタイヤにあたるパーツだ。ドームフレームにテープ付きのスポンジを貼るときには、台紙から少しずつ剥がしながら貼っていき、余ったスポンジは、はさみで綺麗に切り取ろう。今回、ドームフレーム内に取り付けるインナーシートは、付属のサンプルを使用したが、化粧箱のインナーシートに絵を描けば、自分だけのオリジナルのシートを簡単に作成できる。
ドームフレームに貼り付けるインターシート | "トルネーダー"の完成 |
エレキットのホームページには、"トルネーダー"専用のコーナーがあり、インナーシートのデザイン例や、パソコンを使ってインターシートを作る方法、オリジナルデザインのインターシートコーナーなどが用意されている。自分だけのオリジナル・インナーシートを製作する際の参考にするとよいだろう。
■"トルネーダー"を動かしてみよう
"トルネーダー"の組み立てが完了したら動かしてみよう。リモコンと本体に乾電池を入れたら、リモコンの電源スイッチをオン。赤い発光ダイオードが点灯する。次に"トルネーダー"本体の電源スイッチを入れよう、パワーランプがピカピカと点滅する。リモコンの赤外線LEDを本体に向けて任意のボタンを3秒くらい押し続ければ、チャンネルがセットされて本体の赤いランプが点灯する。ひとつのリモコンで2台以上の"トルネーダー"を動かす場合には、それぞれ違うチャンネルにセットする必要がある。リモコンの中央にあるスライドスイッチを上下に動かすことで、1〜4までのIDを割り当てることができる。
リモコンのボタンは、左上が1、左下が2、右上が3、右下が4に対応する。1を押すと、左のタイヤが前進。2を押すと、左のタイヤが後退。3を押すと、右のタイヤが前進。4を押すと、右のタイヤが後退する。つまり、"トルネーダー"を前進させる場合には、1と3のボタンを同時に押す。逆に、後退させるには、2と4のボタンを同時に押す。左折は3、右折は1。左折後退は2、右折後退は4。左スピンは2と3の同時押し、右スピンは1と4の同時押しとなる。少しわかりずらいが、5分ほど動かしていれば覚えられるので、「習うより慣れろ!」の精神で動かしてみよう。
リモコンのボタン | "トルネーダー"本体 |
"トルネーダー"の面白さは、形状からは容易に想像できなほどトリッキーな動きにある。転んでしまっても、起き上がりこぼしのように、ひとりでに起き上がる。ちなみにツルツルした床だと、タイヤが滑ってしまって真っ直ぐに進まなかったり、回転したりするので、よりトリッキーとなり、思い通りにコントロールするのは至難の技となるが、予想できない動きをコントロールするところが面白さにつながっているのだろう。
高速回転 | 走行テスト |
製品名:トルネーダー
標準小売価格:3,990円(税込み)
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■トルネーダー
■エレキット
編集部:関口 哲司
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