世界的に好調な売り上げをみせる任天堂の家庭用ゲーム機『Wii』。『プレイステーション3』や『Xbox 360』を差し置いて独走状態の『Wii』だが、ここでちょっとつまづく出来事が発生した。『Wii』専用ソフト『マリオパーティ8』が、イギリスでリコール騒動を巻き起こしているのだ。リコールの原因はゲーム内で差別用語を用いたのが発端。任天堂はこのことを重く受け止めたのか、初回出荷分をすべて回収したとのこと。

さて、気になる差別用語とはどのようなものだったのか? 問題となった単語は、カメックというキャラクターのセリフにあった「Spastic」という差別用語。その意味を調べてみると……

Spastic
けいれん(性)の[にかかった](患者); 脳性麻痺患者; 〔俗〕 のろまな; 〔俗〕 へまをやる(人).
※一部をライブドア辞書から引用

……と、その意味からしてかなりデリケートな単語だ。また、差別用語にはその意味がもつ“ひどさ”のレベルがある。「Spastic」が、どれくらいひどい差別用語として認知されているのか“身障者がひどいと感じる差別用語ワースト10位”が発表されているので、それを見ていただきたい。

1位 spastic
2位 retard
3位 brave
4位 special
5位 cripple
6位 handicapped
7位 wheelchair-bound
8位 mong
9位 psycho
10位 window-licker
(イギリスBBC調べ)

今回、問題視されている「spastic」は堂々の1位である(絶句)。ちなみに、“健常者がひどいと感じる差別用語ワースト10位”でも3位にランクインしており、どれくらい強烈な差別用語なのか想像できるというもの。

『マリオパーティ8』はイギリスよりもアメリカで先行発売されているのだが、同じ単語を使っているアメリカでは問題にならずイギリスでは大問題になったこの騒動。やはり国が違えば文化も違うということだろうか。生粋のイギリス人・S氏いわく「アメリカとイギリスを一緒にするな! イギリス英語はアメリカ英語とスラングもアクセントも何もかも違う。そりゃ、頭にくるポイントだって違う。得にコックニー(ロンドンっ子)はプライドも高いからな」とのこと。やはり、同じ英語圏の国でも文化の違いで問題に発展するかどうか分かれるようだ。

ちなみに『マリオパーティ8』の日本の発売は7月26日。日本版では同セリフ部分がどんな日本語になっているのか気になるところだが、子どもたちはもちろん、すべてのプレイヤーが笑顔で楽しめるゲームを提供してほしいと願うばかりだ。
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