細野勇策が羽川豊以来国内2人目の左打ち選手V達成
「男子ゴルフ・日本プロ選手権センコーグループ・カップ・最終日」(24日、蒲生GC=パー72)
ついに、分厚い壁を突き破った。レフティ(左打ち)の細野勇策(23)=三共グループ=が3日目を終えての首位を守りきって、初優勝を手にした。
日本タイトルでの初優勝は昨年同大会の清水大成以来31人目。レフティVは、日本人としては1991年「ダイドードリンコ静岡オープン」で優勝した羽川豊以来、2人目の快挙となる。
ツアー本格参戦から5年目。昨年のこの大会や、今季の中日クラウンズを含め過去8度の最終日最終組があったが、いずれも跳ね返された。
9度目の最終日最終組は、波乱含みで始まった。1番パー5。2打目をグリーン手前のファーストカットまで運び、下から12ヤードを56度のウエッジでカップイン。イーグル発進で、ギャラリーの歓声を浴びた。
2、3番でボギーを叩き、すぐにアドバンテージを吐き出したが、「中日クラウンズで悔しい思いがあるので」という強い気持ちが、支えとなった。
即座に4〜6番まで連続バーディーなど、前半で2打、スコアを伸ばし、この時点で同組の勝俣陵に1打差をつけ、トップでのハーフターンとなった。
後半は、耐え抜いた。パーセーブを続け、15番、短いパー4ではティーショットを左の林のさらに左へ。これをフェアウエーに戻し、アプローチを1メートルにつける、ナイスパーセーブ。2打リードで迎えた18番パー5。ティーショットをしっかりとフェアウエーに置き、2打目は無理せず刻む。3打目はピン上5メートル。これを2パットで沈めて、レフティ史上2人目の優勝を、メジャー大会で決めた。
インタビューでは「4日間、『レフティ頑張れ』と声を掛けていただいて、すごく力になったし、最後まで頑張れました」と笑顔を振りまき「これからも2勝目、3勝目とできるよう頑張っていきたい」と、ここからの躍進を誓っていた。
