5番、バーディーパットを決める入谷響(カメラ・山崎 賢人)

写真拡大

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 最終日(24日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6732ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、単独首位で出たプロ2年目の入谷響(加賀電子)が、4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算9アンダーで1年ぶり2勝目を飾った。表彰式では「自分が目標としていた優勝に届くことができて本当にうれしく思う。今後も3勝目、4勝目ができるように精いっぱい努力します」と喜びを語った。

 昨年6月のニチレイレディスは袖ケ浦CC新袖Cでツアー初優勝を挙げており、今回は同ゴルフ場の別コースである袖ケ浦Cで“ダブル制覇”。第2日が降雨中止で3日間短縮競技となったため、優勝賞金は75%の1350万円が加算される。

 2位と3打差の2位で出た20歳の入谷は前半の2番でバーディー先行。5番パー3で1・5メートルに寄せ、前半で2つ伸ばして折り返した。10番で3メートルを沈めて伸ばした後、13番で初ボギー。2位の吉田鈴(大東建託)に一時は2打差に迫られたが、最後は逃げ切った。

 昨年6月のニチレイレディスでルーキー一番乗りの初優勝。だが、同8月のCATレディースで最終日に単独首位で迎えた13番から4ホールで5つ落として9位に落とし、9位でV逸した。あれから9か月。最終日のバックナインで悪夢を払拭(ふっしょく)した。

 男子ツアー48勝の中嶋常幸に小学5年時から師事。師匠から「ブンちゃん」の愛称を授かった。ツアー屈指の飛距離が最大の武器だが、昨季は30・04だった1ラウンド当たりの平均パット数が今季は28・87とパッティングが好調。プロ1年目から2年連続の優勝をつかみとった。

 ◆入谷 響(いりや・ひびき)2005年12月21日、愛知・豊川市出身。20歳。6歳からゴルフを始める。小5から中嶋常幸が主宰するトミーアカデミーで指導を受ける。岐阜・中京高(通信制)を経て、朝日大に進む。2度目の受験となった24年のプロテストを7位で合格。25年6月のニチレイレディスでツアー初優勝。通算2勝。趣味は「刀剣乱舞」など2・5次元ミュージカル鑑賞。160センチ、75キロ。家族は両親、兄、姉。