岡本多緒&ヴィルジニー・エフィラ、カンヌ女優賞W受賞 共演の長塚京三・黒崎煌代ら祝福
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2人が受賞した最優秀女優賞は、コンペティション部門に出品された全22作のうち、もっとも優れた演技を見せた女優に贈られる賞。授賞式は現地時間5月23日に行われた。日本人として史上初の同賞受賞という快挙に、キャスト・スタッフ陣からも喜びの声が上がった。
授賞式後、エフィラは「自分の名前を聞いた時はまさかと思って、本当に頭の中が真っ白になって、魂だけが離脱してしまったような感覚でした」と語り、岡本は「真っ先に監督を見たら、“見たことのないような優しい顔”をしていた」と振り返り、興奮冷めやらぬ様子。濱口監督は「このふたりが本当にこの映画の魂だなと思っていた。ふたりの仕事は本当に本当に(この賞に)ふさわしい」と、心からの祝福を贈った。
■濱口竜介監督のコメント
本当に素晴らしいです。ヴィルジニー・エフィラさんと岡本多緒さん、このおふたりこその映画だと思います。
原作者の宮野真生子さんと磯野真穂さんの魂を引き継ぐような形で、おふたりが演じてくださった。それをカンヌ国際映画祭が評価してくれたのだと思います。本当にうれしいです!
■長塚京三のコメント
ヴィルジニー、多緒さん、やりましたね。素晴らしい!世界最高峰の受賞。ご一緒できた私も、誇らしく、幸せな気分ではち切れそうです。高らかに乾杯しましょう!
■黒崎煌代のコメント
女優賞のご受賞、誠におめでとうございます!受賞の知らせを聞き、感動するとともに、心から納得いたしました。
おふたりのお芝居は、本当にこれまで見たことのない表現で、日本語とフランス語、異なる言語の中で心を通わせながら芝居をされている姿に、撮影中も、そして完成した作品を観た時も、何度も胸を打たれました。
言葉を超えて感情が伝わってくるおふたりのお芝居に、俳優としてたくさんの刺激をいただきました。改めまして、この度のご受賞を心よりお祝い申し上げます。
■原作・磯野真穂のコメント
原作をお守りのようにしていたとおっしゃってくださった岡本多緒さん。フランス語に訳された原作を読み、さらには平仮名まで勉強をして演じてくれたヴィルジニー・エフィラさん。テキストを「生きる」おふたりの演技が、原作の書簡の先にありえたかもしれない世界を垣間見せてくれました。おふたりのさらなるご活躍を心から祈っています。静かで真摯で、華やかな演技をありがとう。